通常、体の免疫システムは自己を守るためにあります。しかし、自己免疫疾患 autoimmune disease は、自己の免疫システムが自己の組織や細胞を攻撃してしまうことによりおこります。 自己免疫疾患 には全身性自己免疫疾患と臓器特異的自己免疫疾患があります。
SLEとは
SLE とはSystemic Lupus Erythematosusの略称で、日本語では全身性エリテマトーデスや全身性紅斑性狼瘡、またはエリテマトーデスと言われています。
発熱、全身倦怠感、易疲労感、関節炎、皮膚の紅斑、日光過敏症、痛みのない口内炎、脱毛症、臓器障害などの症状があります。それぞれの症状は軽症~重症まであり、症状の重さは一人一人全く違います。
全身性エリテマトーデスの症状は多種多様
全身性エリテマトーデス は若い女性に多く発症する膠原病の1つです。現在は早期に診断し、治療をすることで 症状 をコントロールすることが可能になりました。
しかし診断が遅れたり、放っておいて重症化すると命に関わるため、多種多様な症状に早く気付くことが大切です。
女性に多い膠原病(こうげんびょう)の原因はいまだ不明のまま
原因は不明です。そう聞くだけで、ちょっと怖くなりますが、そのひとつに挙げられているのが膠原病です。
発症のほとんどが女性ですので、とても不安になりますが、自己免疫疾患も含め、しっかり 膠原病 について学びましょう。
周囲の支えと笑顔で乗り越えられる!全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデス とは全身の臓器に原因不明の炎症が起きる疾患で、難病に指定されています。この疾患は、圧倒的に女性に多く発症し、10代-30代が患者の90%を占めています。
難病といえども、周囲の支えと笑顔で絶対に乗り越えられます!