無月経とは、その病名が示すとおり月経が止まる病気です。放置すれば不妊症の原因にもなりますが、 無月経 だからと言って 妊娠 できないとは限りません。病気を知り、適切に治療し妊娠できる体づくりに努めましょう。
全身性エリテマトーデスに必要な妊娠管理(後編)
「全身性エリテマトーデスに必要な妊娠管理(前編)」では、全身性エリテマトーデスと妊娠の問題についてご紹介致しました。後編では、 全身性エリテマトーデス の患者さんが安全な 妊娠 をするためにどうするべきなのか、また妊娠管理についてご紹介致します。
全身性エリテマトーデスに必要な妊娠管理(前編)
全身性エリテマトーデス は全身性という病名の通り、頭から足先まで全身の皮膚や臓器に影響を及ぼす可能性がある自己免疫疾患です。現れる症状は多く、検査で見つかる自己抗体が多彩であることが特徴です。
様々な症状が一度に現れたり、悪化と寛解を繰り返しながら慢性的な経過をたどっていきます。また、この病気の男女比は1:10で明らかに女性の方が多く、女性にしかできない 妊娠 にも影響を与えてしまいます。
子宮筋腫の手術とその後の妊娠について
子宮筋腫は女性の4人に1人はなるといわれている良性腫瘍です。子宮筋腫の治療としては大きく分けてホルモン療法と手術の2つの方法がありますが、「 子宮筋腫 の 手術 をすると 妊娠 できなくなるのでは…」と思われる方もいるかもしれません。
しかし筋腫の大きさやできた場所によっては、手術をしてもその後妊娠が可能な場合もあります。
甲状腺機能低下症でも妊娠できる?妊娠前から知っておきたい甲状腺の病気
甲状腺ホルモンは身体の新陳代謝を活発化させエネルギーを作る、成長には欠かせないホルモンです。このホルモンの分泌量が極端に少なくなる 甲状腺機能低下症 になると、身体が思うように動かなくなったり、女性の場合は不妊の原因にもなったりします。
運良く 妊娠 できたとしても、そのままの状態でいると胎児の成長に大きな影響を与えます。しかし甲状腺の病気は、定期的に専門機関で経過を確認し、医師の指示に従っていれば大事に至ることはありません。妊娠し無事出産することも可能ですし、健康な身体の人と同じように生活することもできます。