最近よくTVなどで耳にする バセドウ病 ですが、その患者の多くは女性と言われています。特に20歳から40歳代に多く発生し、男女比は1:3です。バセドウ病は、自己免疫の異常で血中に存在する甲状腺に対する自己抗体が甲状腺を刺激し、働きが活発になりすぎて甲状腺が腫れ、大量の甲状腺のホルモンを産生、分泌されてしまうことから起こるもので、疲労感、動機や息切れなどがみられるようになってきます。
なぜ甲状腺の働きが活発になるのかという原因はあきらかにはなっていませんが、甲状腺の病気は遺伝で生じることも多いので、遺伝的素因が関係している可能性もあります。