女性の病気いろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 心の病 / セロトニン / 「幸せホルモン」セロトニンを日常生活で増やす方法とは

「幸せホルモン」セロトニンを日常生活で増やす方法とは

ata

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

serotonin fuyasu houhou

セロトニンというと「幸せホルモン」などと呼ばれて気分に良い影響を与える物質だと考える方が多いのではないでしょうか。ところが、人間の体内のセロトニンの9割は消化管に存在していると言います。

セロトニンとはどんな働きをするものなのか、 セロトニン を 増やす 方法 とあわせてご紹介いたします。


スポンサードリンク

「幸せホルモン」セロトニンを日常生活で増やす方法とは


- 目次 -

  • セロトニンとは
  • 存在部位ごとのセロトニンの働き
  • 脳内のセロトニンの働き
  • セロトニンを日常生活で増やすには

セロトニンとは

セロトニンは5-水酸化トリプタミンとも呼ばれるアミン系の化合物です。人間の体の中には10mgほどのセロトニンがあって、その90パーセントは消化管、8パーセントは血液中の血小板内、残りの2パーセントが脳内に存在すると言われています。

昨今、「幸せホルモン」と呼ばれて気分に影響を与えることが注目されてきていますが、最初は平滑筋を収縮させる物質として発見されました。

けがをして出血したような場合、血小板から血清にセロトニンが放出されるために血管の平滑筋が収縮して血が止まりやすくなることはご存知の方もあるかもしれません。

セロトニン(serotonin)は血清(serum)と収縮(tonic)の2つの言葉を繋げてつくられた言葉なのです。


存在部位ごとのセロトニンの働き

消化管のセロトニンは消化管の運動を促進する働きをします。この働きを投薬によって促進したり、抑制したりしてさまざまな病気の治療をすることができます。

例えば、ガスモチンという薬は腸管の中のセロトニン4受容体を刺激することによって腸の動きをよくします。

また、過敏性腸症候群などのようにストレスなどで下痢をするような場合にはセロトニン3受容体をブロックするような薬が処方され、腸の動きを穏やかなものにして下痢や腹痛を緩和します。

血中の血小板のセロトニンは上述したように主に止血作用を担っています。

脳内のセロトニンは神経から神経に情報を伝えるために分泌される神経伝達物質として働いています。神経と神経の接合部であるシナプスに神経伝達物質が分泌されることで神経は別の神経に情報を伝えることができます。

セロトニンの他にも神経伝達物質は100種類ほどあると言われていますが、セロトニンは他の神経伝達物質よりも脳の広範囲にシナプスを形成しているために量的には少ないにもかかわらず、人間の脳に多大な影響を与えると言われています。


脳内のセロトニンの働き

セロトニンは脳の前頭前野でシナプスを形成していますので、セロトニンが減少してしまうと前頭前野の働きが低下してしまいます。

前頭前野は脳の高次機能を司っていて、計画を立ててそれに基づいて行動する、理性をもって社会活動をするというようなことは前頭前野の働きがなくては成立しません。いわば、人間を人間たらしめているのが前頭前野なのです。

前頭前野のセロトニンが減少すると意欲や自主性が低下してしまいます。

正中神経核に存在するセロトニンは不安や恐怖という感情に関係している海馬や扁桃体にもシナプスを形成しています。扁桃体の働きが過剰になると不安や恐怖を感じやすくなることはよく知られていますが、セロトニンはその過剰な働きを抑えて不安や恐怖を軽減します。

セロトニンの働きが低下すると脳の中枢から末梢器官に痛みを抑えるために走っている下行性疼痛抑制系の神経の働きが低下して、痛みを感じやすくなります。

よくご存知のようにセロトニンは睡眠にも大きく関わっています。脳の松果体でセロトニンはメラトニンというホルモンになり、睡眠のリズムを司るようになります。


セロトニンを日常生活で増やすには

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られます。人間の体内でトリプトファンを合成することはできないので食物から取り入れる必要があります。トリプトファンは肉類や魚類などの動物性のたんぱく質や大豆などの植物性たんぱく質に多く含まれています。

セロトニンは日光を浴びることで活性化することがよく知られています。仕事などのために終日室内で過ごす方は昼休みなどを利用して意識的に陽の光を浴びることを心がけるといいでしょう。

適度な運動は脳の血流を増加させるだけではなく、セロトニンの活性化にも繋がります。とりわけ、ジョギングや水泳、サイクリングなど一人でも行える単純な有酸素運動が有効だと言われています。

ゲーム性が高く、複雑に頭を使う運動は脳が疲れてしまってセロトニンの活性化には逆効果の場合もあるようです。

日々の生活の中で感情豊かに過ごすようにすることも非常に大切になってきます。より多くの人や物と出会い、刺激を受けることでセロトニンを増やすことができます。

脳をしっかり働かせるためには十分な睡眠が必須です。脳内のセロトニンを増やすためにも定期的な質のいい睡眠は大切なものです。

スポンサードリンク

まとめ

「幸せホルモン」セロトニンを日常生活で増やす方法とは
セロトニンとは
存在部位ごとのセロトニンの働き
脳内のセロトニンの働き
セロトニンを日常生活で増やすには

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: セロトニン 関連タグ:セロトニン, 増やす, 方法

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 乳房
    • 高プロラクチン血症
    • マンモグラフィー
    • 乳房再建
    • 乳癌
    • 乳管内乳頭腫
    • 乳腺嚢胞
    • 乳腺炎
    • 乳腺症
    • 乳腺線維腺腫
    • 浸潤性乳管癌
  • 子宮
    • 婦人科検診
    • 子宮癌
    • 子宮頸がん
    • 子宮体がん
    • 子宮筋腫
    • 子宮内膜症
    • 子宮内膜ポリープ
    • 子宮内膜増殖症
    • 子宮内膜炎
    • 子宮腺筋症
    • 子宮頸部異形成
    • 子宮脱
    • 絨毛がん
    • 子宮下垂
    • 子宮頚管
  • 卵巣と卵管
    • チョコレート嚢胞
    • 卵巣癌
    • 卵巣腫瘍
    • 卵巣嚢腫
    • 卵巣機能低下症
    • 多嚢胞性卵巣
  • 月経の異常
    • PMS
    • 不正出血
    • 月経前症候群
    • 月経困難症
    • 生理不順
    • 基礎体温
    • 排卵痛
    • 生理痛
    • 月経
    • 更年期障害
    • 閉経
    • 早発閉経
    • 月経不調
    • 無月経
    • 稀発月経
    • 過多月経
    • 過少月経
    • 頻発月経
    • 黄体機能不全
  • 外陰と腟
    • オリモノ
    • デリケートゾーン
    • バルトリン腺炎
  • 一般的な感染症
    • りんご病
    • 伝染性単核球症
    • 髄膜炎
    • リンパ管炎
  • 心の病
    • ストレスチェック
    • 睡眠
    • 精神的ストレス
    • うつ病
    • 躁鬱病
    • 双極性障害
    • 自律神経失調症
    • セロトニン
    • 不眠症
    • アルコール依存症
    • ギャンブル依存症
    • 摂食障害
    • 無気力症候群
    • 依存症
    • 緊張
    • 心身症
    • ptsd
    • 起立性調節障害
    • 体重減少
    • 無気力
  • 甲状腺の病気
    • バセドウ病
    • 甲状腺ホルモン
    • 甲状腺機能低下症
  • 脳の病気
    • 若年性アルツハイマー
    • 若年性認知症
    • 若年性健忘症
    • 下垂体腺腫
  • 心臓・血管
    • 虚血性心不全
  • 血液疾患
    • 貧血
    • 特発性血小板減少性紫斑病
    • エイズ
    • フェリチン
    • 異食症
  • リウマチ・膠原病
    • 全身性エリテマトーデス
    • 線維筋痛症
    • シェーグレン症候群
  • 代謝・内分泌
    • 糖尿病
    • 代謝
    • クッシング症候群
    • メタボリック
  • 消化器
    • 胃痛
    • 胃腸炎
    • 逆流性食道炎
    • 胃癌
    • ピロリ菌
    • 転移性肝がん
  • 腸内
    • 便秘
    • 下痢
    • 下剤
    • 過敏性腸症候群
    • 腸内細菌
    • 食物繊維
    • 肛門科
    • べんもれ
  • 泌尿器
    • 頻尿
    • 膀胱炎
  • アレルギー
    • 光線過敏症
    • 抗アレルギー薬
  • 美容
    • いちご鼻
    • ニキビ
    • 赤ニキビ
    • むくみ
    • 冷え性
    • ほおづえ
    • 抜け毛
    • 爪
    • 女性ホルモン
    • エストロゲン
    • 美容外科
    • 整形外科
    • かゆみ止め
    • サプリ
    • 毛穴
  • 耳鼻咽喉
    • 鼻づまり
    • 鼻炎
    • 花粉症
    • 蓄膿症
    • めまい
    • メニエール病
    • 三半規管
    • 中耳炎
    • 外耳炎
    • 耳管狭窄症
    • 口内炎
    • 口角炎
    • 声帯ポリープ
    • 咽頭癌
  • 目
    • ドライアイ
    • 緑内障
    • 白内障
    • 結膜炎
  • 皮膚
    • 肌
    • 湿疹
    • ほくろ
    • 脂漏性角化症
    • 疥癬
    • ビダール苔癬
    • アトピー
  • 足
    • 足のむくみ
    • 足の臭い
    • 五本指ソックス
    • むずむず脚症候群
    • モートン病
  • 骨
    • 恥骨が痛い
    • 骨粗鬆症
    • 関節リウマチ
    • 肩こり
  • 腫瘍
    • リンパ節転移
  • 検査項目
    • 血液検査
    • 血液検査tp
    • pet-ct検査
    • 遺伝子
  • 治療法
    • 抗がん剤
    • ホルモン剤
    • 再生医療
  • 染色体異常
    • ターナー症候群 
    • 半陰陽
  • 強迫性障害
  • 水虫

Copyright © 2023 josei-byouki-iroha.com