男性に比べて筋肉量の少ない女性は代謝量が少ないこともあってむくみに悩まされる方が多いものです。むくみは健康だけではなく、美容の上でも女性にとって悩ましい問題です。
むくみを解消する食材というものはあるのでしょうか。 むくみ 解消 レシピ をご紹介いたします。
カリウムとたんぱく質を上手に摂れるむくみ解消レシピ
むくみとは
むくみは静脈のつまりやリンパ液の滞りなどが起こったときにあらわれるものです。血液中の水分が何らかの理由で体の特定の部分や全身に留まってしまうのです。
本来は、血液として心臓に戻るべきものが滞留してしまうのがむくみであると言うことができます。
むくみ解消食材
むくみの原因にはや体調不良や運動不足、内蔵疾患などさまざまなものがありますが、食事関連では塩分の摂り過ぎやカリウムやタンパクの不足、アルコールの飲みすぎなどが問題になります。
その中でも大切なのは、塩分とカリウム、水分のバランスをうまくとることだと言われています。日本の食事は塩分を摂り過ぎることが多く、それに見合うだけのカリウムを摂ることは容易ではありません。
塩分
ご存知のように塩分はナトリウムが水を抱え込む性質をもっていることからむくみの原因となることがあります。出汁を上手に使って薄味を心がけたり、塩味を酢やレモンの酸味に置き換えてみるなどの工夫をして、おいしく減塩をするようにしましょう。
また、外食をするときなどにも麺類などの汁ものを飲み干さずに残すようにすると塩分摂取量を抑えることができます。
アルコール
むくみという観点からみると、アルコールの問題点は体の水分バランスを崩すことです。飲酒の前後や就寝前に水分を摂るようにするだけでも効果がありますが、くれぐれも飲み過ぎには用心してください。
カリウム
カリウムは余分な塩分を体外に排出してくれる栄養素です。カリウムが不足すると、むくみが生じるだけでなく、疲れやすくなったり、足がつったりします。
食品の中でも突出してカリウムを多く含むのは海藻類です。塩分摂取が気になるみそ汁の具にワカメや青さなどの海藻類をプラスするのはむくみ解消にも役立ちます。
その他、カリウムはキノコ類や大豆製品にも多く含まれています。大豆に含まれる植物たんぱくもむくみ対策にはなくてはならないものです。
また、ドライフルーツは乾燥することによって水分が飛ぶので重量当たりのカリウムの含有量が大幅にアップします。持ち運びにも便利なので、仕事先や旅先でちょっとした栄養補給にはドライフルーツがお勧めです。
カリウムの豊富な飲料
粉にして茶葉を全て飲む抹茶はカリウムだけでなく食物繊維やカテキンなどももれなく摂取することができる優れた飲み物です。
また、カリウムの豊富なトマトをジュースにするのも効果的です。市販のトマトジュースを選ぶ際には塩分の含有量をチェックして選んでください。
タンパク質
むくみの原因のひとつは筋肉不足だと言われています。加齢や運動不足に加えてたんぱく質の摂取が足りないと筋肉量が減少してしまいます。
上述した大豆製品の植物たんぱくを含め、肉・魚・卵・乳製品などをバランスよく摂るようにしましょう。
むくみ解消レシピ
「冬瓜と鶏肉の煮もの」
冬瓜は熟れると皮が硬くなって冬まで貯蔵することができるためにその名がついたと言われるカリウムが豊富な野菜です。
正味200gの冬瓜を一口大に切って、下茹でします。鶏もも肉2分の1枚を一口大に切って片栗粉をまぶします。
冬瓜と鶏肉を2カップの出汁で煮ます。味付けはみりん小さじ2・しょうゆ小さじ2です。
カリウム豊富な冬瓜と筋肉を作るたんぱく質を出汁のうま味でおいしく食べることができます。
ナスの田楽
ナスもカリウムの豊富な野菜として知られています。厚めに切ったナスを蒸し焼きにし、あらかじめ作っておいた田楽味噌を添えて食べます。田楽味噌は好みで赤みそを使ったり、味噌と納豆を混ぜて大豆製品をさらに増やすなどの工夫もできます。
また、味噌にマヨネーズを加えて洋風にアレンジするのもよいでしょう。
むくみ解消ドリンク
カリウムを豊富に含むバナナ・アボカド・キュウリを豆乳でジュースにします。豆乳100ccに対してバナナ30~50g・キュウリ20g・アボカド30g程度が目安です。甘味が欲しい場合にはハチミツで補うようにするとよいでしょう。
また、ミネラルウオーターにキュウリやレモンを入れたデトックスウオーターに市販のドライマンゴーをはさみで切って入れておくと口当たりがよい上にビタミンAも摂取できて便利です。
まとめ
カリウムとたんぱく質を上手に摂れるむくみ解消レシピ
むくみとは
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