口内炎 は、疲労や睡眠不足、ホルモンバランスのくずれなどにより口の中にできます。一度できると 約2週間は消えることがなく、 食事 が辛くなります。
このような時はどのような食事をすればいいのでしょうか。調理のポイントと簡単に作ることができるレシピをご紹介します。
つらい口内炎はこんな食事で乗り切ろう!
口内炎ができた時の食事、何がつらい?
口内炎になったら、どんな食べ物がつらいでしょうか。
患部に当たるとしみるものや刺激物、かたいものなどではないでしょうか。また、しみる食べ物や刺激物、かたいものでなくても当たるだけで痛みがあり、その痛みを思い出しただけで食べるのが精神的に嫌になることもあるのではないでしょうか。
さらに口内炎ができる場所によってはしゃべりにくく、唾液さえ飲み込むのがつらいこともあります。そこで! 口内炎になったらこのような食事で乗り切りましょう
口内炎になったらこんな食材と調理法を
しみない、刺激がない、当たっても痛くない、さらに口内炎の治りを早める。そのような理想的な食事があるのでしょうか。答えは「あります!」。以下に例をあげます。
口内炎ができた時にいいのはビタミンB1やB2、B6、Cなどのビタミン類含むもの、たとえば豚肉、牛肉、鶏肉、レバーなどの肉類、うなぎ、さば、はちみつ、バナナ、などの食材です。
では、ここでこれらの食材をどのようにして食べたらいいかご紹介します。口内炎を早く治し、しみることや痛みを最低限に抑えることが目的ですが、できれば薬のような味の食事ではなく楽しくおいしく食事をしたいものです。
まず、どの料理にも言えることは「細かくきざむこと」そして「じっくりと食材を煮てやわらかくすること」の2つです。
口内炎ができた時のレシピ
先ほどご紹介した食材を使って、できるだけ簡単に作ることができてビタミンなどを壊さないレシピをご紹介します。
①いつもより軟らかめに炊いたご飯、またはおかゆ
②うなぎの卵焼きまたは卵とじのブロッコリー添え
③納豆
④冷奴
⑤バナナシェーク
①のご飯はいつもより軟らかいほうが食べやすいです。おかゆが作れる場合はネギや豚肉のひき肉を混ぜたおかゆでもいいです。
②のうなぎはいつより小さく切って食べやすくします。たまねぎがあればこれも小さく切って食べやすくして溶いた卵とだし汁を使って卵とじに、または卵焼きにしてもいいと思います。横に軟らかめに茹でたブロッコリーを添えると見た目もきれいです。
③の納豆はビタミンB2が豊富なので口内炎を治すだけではなく日ごろからの予防にも役に立ちます。軟らかく炊いたご飯にのせて焼きのり(または味付けのり)で巻いて食べてもおいしいです。
④の冷奴(豆腐)も口内炎を治す強い味方です。ただし、冷奴にしょうゆをかけすぎるとしょうゆが口内炎にしみて痛いので、かけすぎには気をつけましょう。
⑤はデザートです。デザートはバナナを1本まるごとミキサーにかけたバナナシェークです。バナナと牛乳を適量、そしてはちみつを少したらしたら口内炎に効くジュースのできあがりです。
忙しくて料理をする時間がなかったら・・・?
口内炎は疲れがたまっている時や睡眠不足の時などにできます。忙しくて料理なんてするヒマはない!という人は、食事ではありませんが簡単ですぐにできるものを2つご紹介します。
①塩水でうがいをする
②レモン水を飲む
まず①ですが、塩水と聞くと口内炎にしみそうな気がします。しかし、塩水でうがいすると殺菌効果が期待でき早く口内炎が治るのです。コップ1杯の水に塩をひとつまみ入れて1日3回うがいをしてみてください。
次に②です。「しみる」「痛い」を連想しがちなレモンはビタミンCを多く含むことで知られています。レモン水ならコップ1杯の水に、レモンをギュッとしぼるだけなので時間がなくてもすぐに作ることができます。忙しい人は塩水を使ったうがいとレモン水で口内炎を退治しましょう。
口内炎にならないために
口内炎は疲れや睡眠不足やストレスも原因としてよくあげられますが、女性にとっては妊娠やホルモンバランスのくずれ、生理など男性にはない原因もあります。
口内炎は、一度できてしまったら10日~2週間は口の中が痛いです。できてからの食事も重要ですが、できれば口内炎ができないようにしたいものです。
生理が近い時や疲れぎみな時、妊娠中は無理なスケジュールは組まず心にゆとりを持って毎日をすごして口内炎ができないようにしたいものです。
まとめ
つらい口内炎はこんな食事で乗り切ろう!
口内炎ができた時の食事、何がつらい?
口内炎になったらこんな食材と調理法を
口内炎ができた時のレシピ
忙しくて料理をする時間がなかったら・・・?
口内炎にならないために