揚げ物やハム、ソーセージ、ハンバーガーやポテト、誰もが毎日どれか口にしているような食事です。そして、誰もが一般的に好きな食事です。普段何気なく、時々食べるならいいのですが、毎日となると話は変わってきます。
胃痛 を感じている人は、胃に優しい 食事 について知っておく必要があります。
毎日の食事、あなたは大丈夫?優しい食事で胃痛とおさらば!
胃痛のメカニズム
胃の中に食べ物が入って来ると、胃酸がでてきます。
健康な状態では胃の壁を胃粘膜が守っている為に、壁を壊されたり傷つけられたりすることはないのですが、ストレスや暴飲暴食、または病気などあると胃酸の量が増えて、胃粘膜をやぶってしまったり、胃粘膜自体が薄くなってしまったりすることがあり、胃痛を引き起こすことになります。
胃痛になりやすい食べ物
食事の中でも、胃痛になりやすい食べ物と、なりにくい食べ物があります。
トウガラシや香辛料、レモン、酢の物などの酸味が強いものは胃に負担がかかりやすくなります。飲み物では、コーヒーや濃いめの緑茶や紅茶、カフェインが多く入った飲み物が胃痛を引き起こします。
食べ物でも、消化があまり良くない食物繊維が多い物が大半で、野菜ならゴボウやたけのこ、れんこん、意外なところでさつまいもやキノコも繊維質が多く、胃には負担がかかります。
そして一番の問題は脂肪の多い物です。揚げ物はもちろん、お寿司のトロや豚バラ肉やハム、ソーセージやジャンクフードも胃には強敵となります。
魚介でもタコやイカは消化の悪い代表格なので、胃痛がひどい時には避けた方が無難です。
胃に優しい食べ物
胃に優しい食べ物は、基本的には消化の良い食べ物になります。
ナンバーワンはまさにお粥です。お米はもともと、とても消化の良い食べ物ですが、煮込んで柔らかくしたお粥は中でも一番です。
他にもうどんやソウメンなどの麺類も消化が良いです。つぎに大豆製品です。誰もが知っている豆腐や納豆、味噌は消化も良く日本人の食生活の中にもなじんでいて、胃にも優しい代表格と言えます。加えて胃の回復力も高めてくれる、タンパク質がたくさんとれます。
野菜ではホウレンソウやチンゲン菜、キャベツ。根菜ではカブや大根、じゃがいも、サトイモなど、煮込むことでトロトロホクホクに柔らかくなる食べ物の方が、胃に負担がかからず消化を助けてくれます。
果物としてはバナナやすりおろしたリンゴが胃痛を和らげてくれます。しかしこういった消化の良い食べ物ばかりだと、便秘症になる方も出てくると思うので、その際はヨーグルトをお勧めします。胃にも優しくて、働きを助けてくれます。
日本人としての食事を見直す事で胃痛とおさらば!
今日、日本ではいろいろな国の食べ物が食べられるようになってきています。しかし、日本人の体格や性格は外国人とはちがいます。
外国人に比べて、日本人に胃痛が多いのは性格的に几帳面で、真面目な人が多く胃に負担がかかりやすいから、とも一説では言われていますが、そんな性格の違いや体格の違いがあるのにもかかわらず、外国人並みの食生活をしていたら、胃痛もひどくなります。
日本人からみると日本食はまるで精進料理です。しかしながら、外国人から見ると、一汁二菜や、野菜をきちんと取るなどの心がけは、一切教わってこなかった食に対する勉強です。
それはとても誇らしい日本の文化です。時々は、日本人の伝統的な食生活にもどって、胃の調子を整える事が必要なのです。
まとめ
毎日の食事、あなたは大丈夫?優しい食事で胃痛とおさらば!
胃痛のメカニズム
胃痛になりやすい食べ物
胃に優しい食べ物
日本人としての食事を見直す事で胃痛とおさらば!