頻尿とは頻繁にトイレに行きたくなることですが、これには加齢、ストレス、病気などの原因が考えらえます。また、女性か男性かによっても頻尿の原因異なります。
頻尿 には食事や体操、 ツボ 押しなどでの改善法がありますが、ここではツボ押しやマッサージに焦点を当ててみていきます。
原因によって押すツボを変えて頻尿を改善しよう!
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ツボはどうやって押せばいいの?
頻尿の原因にはいろいろとありますが頻尿が気になりだしたが泌尿器科を受診するほどではないという場合は、ひとりで手や足のツボを押したりマッサージしたりして改善を試みることができます。
最初はツボがみつけにくいですが、慣れたらテレビを見ながらしたりお風呂あがりのリラックス時にできます。また、指などの場合は通勤中にさりげなく押すことも可能です。「ここがツボだ!」とわかったら力任せに押すのではなく押してみて気持ちがいい程度にとどめておきます。
あまり神経質にならないでリラックスした気分で押したりマッサージしたりすることもポイントです。では具体的に頻尿改善に効くツボをご紹介します。
手のツボ・・・小択(しょうたく)
小指の爪のすぐ下の外側にあるツボです。ここを押すことでトイレにいく回数を減らすことができます。場所が指なので、気が付いたときにすぐに押すことができ手軽で便利なツボです。
このツボを押すときは、ツボを押しながらもむと効果があります。このツボは膀胱炎や前立腺肥大からくる頻尿改善に役立ちます。
手のツボ・・・夜尿点(やにょうてん)
またの名を「腎穴(じんけつ)」ともいいます。これは手のひらの小指の第一関節のあたりにあるツボで、その名前の通り夜の尿、つまり夜中にトイレに行く回数を減らしてくれるツボです。このツボをもむことで夜間のトイレの回数がコントロールできます。
また、これは過稼働膀胱(突然我慢できないほどの尿意に襲われ、漏れることもある)による頻尿の改善に役立つツボです。
足のツボ・・・女膝(じょじつ)
足のかかととの中央部分の足の裏の間あたりにあります。膀胱炎などが原因の頻尿の場合はこのツボがおススメです。腎臓の働きを助け、冷え性を改善することによって頻尿を防いでくれます。
足のツボ・・・ 曲泉(きょくせん)
ひざの裏の内側の辺りにあります。精神的な理由(心配や緊張)による頻尿や膀胱炎の改善に役立ちます。トイレの回数のコントロールに役立つツボなので、トイレに行く回数を減らしたい場合に役に立つツボです。
胴体のツボ・・・中極(ちゅうきょく)
体の真ん中であるおへその3~4センチ下の辺りにあるツボで、頻尿の人はここを触ると少しかために感じます。
ここは加齢により機能が少々衰えた膀胱による頻尿を改善するのに役立つツボです。ここを優しくマッサージすると、尿意を抑える効果がり頻尿(昼間だけでなく夜間の頻尿にも)改善につながります。このツボを押したりマッサージをすると同時に温めるとさらに効果が出やすくなります。
お尻と腰の間のツボ・・・次髎(じりょう)
お尻の上の仙骨(せんこつ)から3センチほど上の部分。ここに両手を腰にあてるようなポーズから少しずつ後ろにずらしていくと親指が次髎に当たります。これが次髎だ!とわからない場合は、ゆっくり親指で押していってポコンと親指がはまるような場所が次髎です。
このツボを押したり温めたりすると冷えや血行が改善され、軽い失禁や頻尿が改善されます。このツボは神経的な理由が原因の頻尿に効果的です。
以上のように頻尿改善につながるツボをご紹介しましたが頻尿には原因がいくつかあり、原因によって押したりマッサージしたりするツボが少しずつ変わってきます。「私はもしかして頻尿かな?」と思ったら、まずはどうしてそうなったのか原因を探りましょう。
最近心配やストレスが増えたのか、トイレを我慢することができないほどの尿意に襲われているのか、体の冷えを感じているのかなど、原因によって押すツボを変えてみましょう。
また、ツボの場所が言葉だけの説明ではどうしてもわからないという場合には、インターネットでその位置を検索することもできます。
さらに頻尿をツボ押しで改善することは、多少時間がかかることなのでどうしても我慢できない場合や社会生活に支障がある場合は泌尿器科へ行く方法もあります。そうなる前に、ツボで少しずつ改善ができればいいですね。
まとめ
原因によって押すツボを変えて頻尿を改善しよう!
ツボはどうやって押せばいいの?
手のツボ・・・小択(しょうたく)
手のツボ・・・夜尿点(やにょうてん)
足のツボ・・・女膝(じょじつ)
足のツボ・・・ 曲泉(きょくせん)
胴体のツボ・・・中極(ちゅうきょく)
お尻と腰の間のツボ・・・次髎(じりょう)