毎月の生理があることもあって貧血に悩んでいる女性は数多いと思います。身近なコンビニで購入できる食べ物で貧血対策ができるならば、ありがたいことではないでしょうか。
貧血 予防の観点から コンビニ の 食べ物 についてご紹介いたします。
コンビニの食べ物を上手に使って貧血改善
貧血とは
貧血とは血液中の赤血球が基準値より低くなってしまった状態のことを言います。赤血球は全身に酸素を運ぶ役割をしていますので、赤血球が少なくなると酸欠状態になってしまいます。
疲れやすくなって、動悸や息切れ、頭痛、肩こり、吐き気などに悩まされる方もあります。周囲の方から「顔色が悪い」と指摘されるようなこともあるでしょう。女性にとっては枝毛や抜け毛が増えたり、肌荒れしたりすることも気がかりな症状です。
また、口角炎や口内炎になりやすく、舌の表面がツルツルになったりします。貧血は徐々に進んでいくものですが、症状が進むと爪が割れたり、スプーン状になってしまったりというようなこともあります。
貧血の原因
貧血の原因となる病気には血液を作る骨髄が脂肪になってしまう再生不良性貧血、赤血球が壊れやすくなってしまう溶血性貧血、ビタミンB12欠乏によって引き起こされる悪性貧血、感染症や癌などの二次的な症状として起こる二次性貧血などがあります。これらの貧血は根本にある病気の治療が急務です。
最もよく見られる鉄欠乏性貧血は食生活で鉄分が不足している、妊娠などのために体内に蓄えられてい鉄分を使い果たしまったとかの原因で引き起こされるものです。閉経までの女性の場合は生理のために一定量の血液を失ってしまうことも貧血の原因のひとつになります。
鉄欠乏性貧血は貧血の代名詞と言われるほど多くみられるものですが、日々の食事の栄養バランスに気を配ることで改善することができることが多いものです。
コンビニの食べ物で貧血改善
鉄分には動物性食品に多く含まれるヘム鉄と植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄は体内に10~20パーセント吸収されるのに対して非ヘム鉄は5パーセント未満しか吸収されません。
野菜などに含まれる非ヘム鉄はたんぱく質やビタミンCといっしょに摂るようにして体への吸収率を上げるように工夫して食べることが大切です。
コンビニで買えるヘム鉄の多い肉として豚や鶏のレバーの串焼きなどがお勧めです。手軽なおつまみとして焼き鳥などと並んでいることが多いものです。牛丼、かつ丼だけでなく、お弁当にも肉類をおかずにしているものは多いと思います。
魚介類にもヘム鉄が多く含まれています。魚は焼き魚や寿司ネタとしてだけでなく、缶詰や佃煮も魚製品があります。貝類はみそ汁やスパゲティの具材として人気があるようです。
最近のコンビニには惣菜を扱っているところも多く、ヘム鉄を豊富に含むひじきの煮物なども一人分から買うことができて便利です。
非ヘム鉄の豊富なホウレン草や小松菜のお浸しなども惣菜コーナーでよく見かけるようになってきました。ゴマ和えにするとゴマの非ヘム鉄も同時に摂ることができて理想的です。
鉄分と同様に貧血改善に大切なのはたんぱく質とビタミンCです。チーズはたんぱく質が豊富であるだけでなく、サンドイッチなどで非ヘム鉄の豊富な野菜と組み合わせて摂ることができるお勧め食材です。
豆腐や納豆も食べきりサイズで入手可能です。ビタミンCはカット野菜やフルーツで補いましょう。
コンビニで手軽に鉄分補給
昨今のコンビニのドリンクコーナーには鉄分を強化したジュースやヨーグルトなどが豊富です。従来の野菜ジュース系のもののみならず、プルーンやアサイーなど品揃えも豊富になってきています。
繁忙期やどうしても外食が続くような時には栄養ドリンクやサプリメントの力を借りるのも一手です。場所と時間を選ばずに買い物のできるコンビニを上手に活用して貧血改善に役立ててみるというのはいかがでしょうか。
まとめ
コンビニの食べ物を上手に使って貧血改善
貧血とは
貧血の原因
コンビニの食べ物で貧血改善
コンビニで手軽に鉄分補給