花粉症や副鼻腔炎などで鼻づまりに悩まされている方は数多いのではないでしょうか。鼻づまりは単に不快であるだけではなく、十分に呼吸ができないことで頭痛や睡眠不足などを引き起こして厄介なものです。
簡単 に 鼻づまり を 解消 できる 方法 をご紹介いたします。
こんなにもある鼻づまりを解消する簡単な方法
鼻づまりとは
鼻腔の粘膜が炎症を起こして腫れたり鼻水などが溜まってしまって、片方または両方の鼻腔の通りが悪くなることを鼻づまりと言います。
鼻だけでは呼吸することができなくなってしまうのでどうしても口呼吸になってしまいます。鼻をかんでもかんでも残留感があって、なかなかすっきりすることができません。
風邪などのウイルスに感染して発症する鼻づまりや急激な温度差を体験した際の鼻づまりは急性で一過性のものと言えます。
一方、花粉症などアレルギー反応として鼻水が長期間続いた場合や鼻の骨に問題があって鼻腔が狭くなってしまっているような場合の鼻づまりは慢性のものと言えるでしょう。
急性のものは風邪などの鼻づまりの原因さえなくなれば解決できるのですが、風邪や鼻炎になりやすい方は慢性化させないような注意が必要です。
鼻づまりが慢性化してしまうと頭痛や睡眠不足からくる集中力の欠如などに悩まされることになってしまいますので、早期治療が大切になってきます。
すぐできる鼻づまりの解消法
鼻の粘膜が炎症を起こして腫れているときは鼻を冷やすことで鼻づまりが治ることがあります。反対に鼻を蒸しタオルなどを使って温めることで鼻水が出やすくなって鼻の通りがよくなることもあります。
整形外科などでも炎症の強い時には冷やし、よくなってきたら温めるという指示を受けた方もあるかと思いますが、冷やすか温めるかは鼻づまりの原因と粘膜の炎症の具合によって使い分けるといいでしょう。
鼻腔を広げるテープも有効です。ご存知のようにスポーツ選手なども酸素をたくさん取り入れるために使っています。睡眠時に使用すると見た目の問題もないのでいいかもしれません。
鼻の下にワセリンを塗ると言うのも一手です。スースーする感じとともに鼻通りがよくなることが期待できます。ワセリンには保湿効果もありますので、鼻をかみすぎて荒れたお肌にもいい影響があるかもしれません。
交感神経を刺激すると血管が収縮するということはよくご存知のことと思います。鼻づまりには腋の下の交感神経を刺激すると効果的です。右の鼻がつまっていれば左の腋、左の鼻が詰まっていれば右の腋に500ミリリットルのペットボトルを挟んでぐっと力をいれます。
続けて効果的な鼻づまりの解消法
鼻づまりを解消するツボというものがあります。目頭と鼻の付け根の間の窪みにある晴明(せいめい)、小鼻の横にある迎香(げいこう)、迎香と目の下の骨の間にある鼻通(びつう)の3つのツボは鼻筋付近にある鼻づまりに効果的なことがよく知られているツボです。やや強めの力で10回程度押してください。1日に3セット位行うのがいいでしょう。
交感神経を刺激して鼻の粘膜の腫れをおさえる体操も有効です。肩幅程度に両足を開いて立ち、腋をしっかり閉じて腕を後ろで組みます。そのままお辞儀をする要領で頭を下げると同時に組んだ腕を上に上げます。そのまま、ゆっくり首を上げて5秒間そのままの姿勢を保ちます。この一連の運動を10セットほど繰り返します。
すぐできる鼻づまりの解消法の項でもペットボトルを使って腋の下の交感神経を刺激する方法をご紹介しましたが、この体操のねらいも腋の下の交感神経を継続して刺激することにあります。
鼻づまり解消のために見直したい生活習慣
鼻の粘膜を刺激することを極力避けるようにすることが最も大切になってきます。風邪などのウイルスのみならず、寒暖差や乾燥なども鼻の粘膜の大敵です。風邪をひきやすいとか鼻炎になりやすいという方にはマスクの着用をお勧めいたします。
規則正しい生活を送ることは免疫力を高めますので、鼻の粘膜に対する刺激に体の中から立ち向かう力ともなります。
鼻水がドロドロにならないように水分を十分に摂ることも非常に大切です。
鼻づまりがあるとどうしても強く鼻をかんでしまいがちですが、粘膜を刺激することになってさらに症状を悪化させることもありますので、鼻は片方ずつやさしくかむようにするといいでしょう。
まとめ
こんなにもある鼻づまりを解消する簡単な方法
鼻づまりとは
すぐできる鼻づまりの解消法
続けて効果的な鼻づまりの解消法
鼻づまり解消のために見直したい生活習慣