働く女性で立ち仕事や、長時間座っている仕事が多い女性は、かならず悩まされているのが 足のむくみ です。毎日の事なので、あまり気にしていないのが一般的ですが、仕事中でもむくみを解消する簡単な方法があります。
女性に多い足のむくみは、仕事中に解消できます!
どんな状態がむくんだ状態?
むくみとは、医学的には浮腫と言われています。重度のむくみであれば、一見してむくんでいる事がわかりますが、軽度のむくみになると見た目ではわかりません。
その際に調べる方法としては、指で20秒から30秒ほどむくんでいると思われる部分を抑えてみます。しっかりと押さえて、指を放した後にしばらく指の形が残っているようなら、むくんでいます。
むくみの原因と隠れた病気
女性は男性に比べると、足の筋肉量が少ない為に血液などの水分を心臓にあげきれず、足にたまってしまう傾向にあります。
軽度のむくみであれば、長時間の立ち仕事や長時間の座り仕事などでも、簡単に足がむくんでしまいます。他にも水分や塩分の取り過ぎや、運動不足でむくむ事もあります。
そして一番怖いのが、むくみが危険信号となる病気です。
有名なのがエコノミー症候群またはロングフライト血栓症とも呼ばれている病気です。長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしで血栓ができて、重要な臓器に悪影響をもたらします。
他にも、肝臓に病気がある場合も体内の水分調整がうまくいかずに、足がむくむ事があります。腎臓も病気がある場合は、水分を尿としてうまく排出できなくなり足がむくみます。
このように臓器に病気がある場合でも、足のむくみがでることがあるので、むくんでる上に熱があったり、むくんだ足の色がどす黒くなっていたりした時は、病院で見てもらう事をお勧めします。
仕事中の足のむくみ解消法
大きな内臓疾患などではない限り、足のむくみはいくらでも解消法があります。
まずはストレッチです。
どこでも出来るのでとても簡単です。仕事の途中や、休憩中などにやればエコノミー症候群のような突発的な病気を防ぐこともできます。座り仕事でも立ち仕事でもできるのがつま先と、かかとのアゲサゲ運動です。
つま先を上に上げて、かかとを床に付けて3秒ほど静止します。次は逆で、つま先立ちをして、同じように3秒ほど静止します。これを10回ほど繰り返します。たったこれだけで、恐ろしいエコノミー症候群も回避できます。
ほかにも、足首をグルグルまわしたり、足の指でグーパーグーパーを繰り返したりと、とても簡単なストレッチだけで、軽い足のむくみであればすぐに解消されます。
それでもダメな時は、マッサージで解消できます。
仕事中なら、ふくらはぎから膝にかけてユックリとなでるようにマッサージをします。足先に水分がたまるので、その水分を上に持ち上げる感じで10~15秒間行います。
同じように今度は、膝から太ももの付け根に向けて、水分を持ち上げるようにマッサージをします。できるだけ手のひら全体が皮膚につくように、暖かさを感じながら行うと血行もよくなり、むくみがとれやすくなります。
他にも足の裏や甲を単純に指圧したり、足の指を揉んでみたりするだけでも、足のむくみは解消できます。
ちょっとの工夫で足のむくみ予防
解消法とは違い、むくみ予防は普段の生活の中から予防する事ができます。むくみの原因はとてもたくさんあり、女性の方がむくむ要素をたくさん持っています。
たとえば、冷えです。夏に冷房がきいた部屋で、長時間座っていたり、立っていたりすると筋肉が固くなっていきます。筋肉が固くなると動きが悪くなるために、足のむくみに繋がっていくのです。
とても単純な事なのですが、足の冷えがひどくてむくむ人は、できるだけ昼間水分を取るようにして、夜はあまりとらないようにする。その水分も温かい飲み物を取るようにするとむくみは予防できます。
毎日の座り仕事や立ち仕事の中で、足もとにちょっとした小さな台を置いて、時々足を乗っけてみるだけでも、むくみ予防となります。
このように、小さな工夫が普段の足のむくみ予防とつながって行きますが、やはり本当の予防は生活習慣の中にあるので、ストレスをためないで適度な運動を心がけ、十分な睡眠をとることが、最大の予防策になります。
まとめ
女性に多い足のむくみは、仕事中に解消できます!
どんな状態がむくんだ状態?
むくみの原因と隠れた病気
仕事中の足のむくみ解消法
ちょっとの工夫で足のむくみ予防