何事に対してもやる気が起きない、職場や学校に行きたくない、食欲がなくなりよく眠れない・・・このような症状が続く場合には「うつ病」の可能性があります。そのような時は、診断書があれば職場や学校を長期に休むことができます。
うつ病 で 診断書 をもらう方法をまとめました。
うつ病で休職したい!診断書はどうすればもらえるの?
うつ病かな?と思ったら、どんな病院を受診する?
うつ病と一言で言っても、症状はさまざまです。体に不調が出る方、心の症状が強く出る方、神経的な症状が出る方・・・と人によって違いがあります。また、全ての症状が出る方もいます。一体、どのような病院や科を受診すればいいのでしょうか。
うつ病に関して専門の医師がいるのは、心療内科・精神科・神経科の3つとなります。自覚している症状によって、行き先が異なります。
まず、吐き気やだるさ・疲れやすいなど体に不調があるにもかかわらず、内科を受診しても「異常なし」と言われた場合には心療内科を受診しましょう。ストレスなどから体に不調が出ていることが多くあります。
不眠や不安・イライラがあり「死にたい・・・」という考えを持つような場合には精神科を受診します。こちらの場合は心の症状が強く出ていると考えられます。
体に震えが出たり、力が入らないことがあるような場合には神経科を受診します。神経の異常による症状に詳しい医師が診察をしてくれます。
自分ではどの症状も同じように出ていると感じられるような場合や、判断がつかない場合には全ての科を備えている大きな病院に行かれることをオススメします。受付での問診や患者の状態を見た上で、適切と思われる科に案内してもらうことができます。
初診から診断書をもらえるまで
病院を訪れたら、初診であることを受付で伝えましょう。その時、たいていは問診表を渡されますので、必要事項を記入して待つことになります。問診表には、なるべく丁寧に症状や気になることを書くようにしましょう。問診表を詳しく書くことでその後の診察がスムーズに進みます。
具体的には、いつごろからどのような症状が出ているのか、どんな場面でどのような症状が出るのか、職場や学校で負担に思うことやストレスに感じるようなことがあるのかどうか、などです。
医師の診察を終えたら診断書がすぐにもらえるのか、というのは症状の重さによって変わります。というのも、うつ病にはいろいろな症状があり軽度であれば薬によって症状が改善される場合があるからです。
医師が軽度のうつ病と判断した場合は、薬を処方され一定の期間、症状が改善されるかどうかを見ることがあります。そのような場合には、すぐに仕事や学校を休む必要はないため、診断書は出してもらうことができません。
逆に、うつ病の症状が重く、すぐにでも仕事や学校を休む必要があると医師が判断すれば、初診であっても診断書を書いてもらえることがあります。
診断書がもらえるまで何度か病院にかよわなければならない場合があるため、病院はかよいやすいところを選ぶと良いでしょう。
診断書がもらえたら
医師から診断書をもらうことができたら、なるべくすぐに職場や学校に診断書を提出するようにしましょう。職場の場合は直属の上司に、学校の場合は担任や保健の先生などに提出をします。
職場であれば、上司が面談などの場を設け、状況を確認してくれることでしょう。場合によってはその後産業医・人事担当者との面談も行われます。
うつ病になった本人はすぐにでも仕事を休みたいという思いが強くあるでしょうが、休職期間が長引く可能性もありますので仕事の引継ぎや、復帰後のことについて話しておく必要があります。
また、休職中にも定期的に職場に連絡を入れる必要がある場合がありますので、しっかりと話をしておきましょう。
まとめ
うつ病で休職したい!診断書はどうすればもらえるの?
うつ病かな?と思ったら、どんな病院を受診する?
初診から診断書をもらえるまで
診断書がもらえたら