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転移性肝がんは、どのようながんの特性があるのか

toru

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teniseikangan

肝がんという病気は、よく耳にするもので肝臓にできるがんであるということはご存知でしょう。それとは異なり、転移性肝がんという病気もあり他の臓器のがんから移動してできる転移性のがんです。

では、 転移性肝がん というのはどのようなものなのか、またその治療法などについてご説明します。


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転移性肝がんは、どのようながんの特性があるのか


- 目次 -

  • 転移性肝がんとは
  • 転移性肝がんの転移の仕方とは
  • 転移性肝がんの症状とは
  • 転移性肝がんの検査値の異常とは
  • 転移性肝がんの治療法とは

転移性肝がんとは

血液の流れが、肝臓は豊富なために血液の流れにのり他の臓器のがんが移ってくるといういわゆる転移によるがん、転移性肝がんが起きやすいのです。

例えば肺がんや大腸がんのような肝臓以外の臓器で発生したがんが肝臓へと転移したものです。

肝細胞がんという肝臓から発生したがんとは異なり、転移性肝がんでは、元のがんと同じ性質を持っています。つまり肝臓に大腸がんから転移したがんは、元の大腸がんと同じ性質を示します。

肺と並んで肝臓はがんが転移しやすい臓器です。大腸がんや胃がんなどの消化器がんや乳がん、肺がんからの転移というのがよく起きる臓器です。また肝細胞がんとは異なり、転移性肝がんでは肝硬変や肝炎との関係はみられません。


転移性肝がんの転移の仕方とは

転移性肝がんがある状態は、ステージ4とされ末期がんであるということを意味します。

遠隔転移で遠い臓器に転移することで、がん細胞はバラバラになったとしても血流に乗って死なずに移動でき、さらに新しい臓器に移ってそこで活動を開始します。この時点で、がん細胞は活動が活発になったと判断できます。

一般的には、最初に消化器のがんが遠隔転移する場合の臓器が肝臓です。このような肝臓転移を起こした場合には、他の臓器にさらに遠隔転移をおこすためには、新たに肝臓にある転移巣から肝静脈に侵入しがん細胞が流れ出るということが必要となります。

消化器の大腸がん、胃がん、膵がんなどのがんの場合には、がん細胞がバラバラになって血流に入り込むための血管は、門脈という場所です。門脈では、大腸や小腸、胃や膵臓、脾臓からの静脈血を集め、肝臓に流入させます。

肝臓に食物を分解し吸収した栄養分などを運び込んで、炭水化物や脂肪からエネルギー源を作り、体の元になるものとしてたんぱく質などを処理している重要な血管となっています。


転移性肝がんの症状とは

初期には、転移性肝がんの症状というのはほとんど出てきません。正常な肝細胞がかなり減り転移性肝がんが進行するまで、肝機能は保たれています。

しかし肝臓の大部分を転移したがんが占めてくると、肝機能の低下に伴うような症状がみられるようになります。肝機能が転移性肝がんが進行することで低下した時には、黄疸や倦怠感、腹水による腹部の張りなどが見られます。


転移性肝がんの検査値の異常とは

がんの転移する元になった種類により、検査でみられる検査値の異常というのも変化します。

血液検査では、胆道や肝臓に関する検査値のGOTや GPT、 ALP、 γGTP、 LDHなどが上昇し、腫瘍マーカーも原発巣である転移する元のがんに相当する部分の上昇がみられます。

腫瘍マーカーというのは、血液内に出てくるがん細胞から多く産生される物質です。その物質を血液中の値を測定することで変化を調べ、腫瘍の進行や治療の効果などを推測します。

腹部造影CTでは、元になっているがんの原発巣の性情によって造影剤の染まり方もさまざなものを示します。病変の辺縁のみが正常の肝臓部分に比較すると染まる場合や全体が染まるような病変や全く染まらない病変などがあります。

腹部超音波で調べると病変が肝臓内で周囲より黒く描き出されることもあります。また周囲より病変の辺縁が白っぽく映るという病変もあり、原発巣のがんの性情によりパターンもさまざまな異常を示します。

多くの場合で多発する病変が認められ、転移性肝がんであるという典型的な映像が得られれば診断できます。しかし良性の腫瘍との区別が難しいという場合もあります。


転移性肝がんの治療法とは

転移性肝がんは、原発巣である元の臓器のがんによってもその治療法が大きく異なります。

胃がんから転移した場合には、治療としては抗がん剤によるものが基本となります。また状況によっては、手術を行うこともあります。

転移が大腸がんからの場合には、肝臓の病変を全て切り除くことが可能であれば、第一には手術が選択されます。

そして全ての病変を取り除けないという場合は、手術は実施せずに抗がん剤による化学療法を実施します。そして病変が、化学療法によって数が減り縮小した時には、切除手術が再度可能かどうかを検討します。

また肺がんや膵がん、胆がんからの転移の場合には、基本的に手術をすることはなく治療としては、抗がん剤によるものとなります。抗がん剤の組み合わせでは、転移する前の元のがんに応じて選択することになります。

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まとめ

転移性肝がんは、どのようながんの特性があるのか
転移性肝がんとは
転移性肝がんの転移の仕方とは
転移性肝がんの症状とは
転移性肝がんの検査値の異常とは
転移性肝がんの治療法とは

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