代謝を上げると食べることで体内に取り込んだエネルギーやすでに脂肪として体内に蓄積されたものさえも燃焼しやすくなると言います。ダイエットはしたいけれどおいしい物も食べたい世の女性にとって代謝を上げる食べ物があるならば最強の味方です。
そんな 代謝を上げる 食べ物 をご紹介いたします。
女性の強い味方代謝を上げる食べ物
代謝とは
私たちは食べることによって栄養素を体内に取り入れ、それを体内で燃焼することで生命を維持し活動のエネルギー源としています。この栄養素をエネルギーに変えて消費するシステムが代謝と呼ばれるものです。
呼吸や心臓を動かすことから体温調節や消化吸収などあらゆる生命活動は代謝の働きによってまかなわれています。
代謝には生命維持に最低限必要な安静状態で必要とされている基礎代謝、日常の活動や運動によって消費される生活活動代謝、食事と消化吸収によって消費される食事誘導熱代謝の3種類があります。このなかで1日の消費エネルギーの6~7割を基礎代謝が占めると言われています。
基礎代謝は成人男性では1600キロカロリー、女性では1200キロカロリー前後とされています。
代謝を上げるとは
代謝を上げて代謝のよい状態になると体に取り込んだ栄養素を燃焼してエネルギーに変える働きが非常に活発になるので余分なものをため込まない、太りにくい状態になります。
反対に代謝の悪い状態になると食べた物をため込みやすく、太りやすくなります。また、代謝が悪くなると汗をかきにくくなったり、低体温、冷えやむくみといった不快な症状にも悩まされたりすることもあります。
代謝を上げることはダイエットのために大切であるだけではなく、健やかな生活を送るために是非とも心がけたいテーマだと言うことができます。
代謝を上げる食べ物
ビタミンB群を多く含む食べ物はその種類ごとに代謝を促進する栄養素が決まっています。例えば、ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質、ビタミンB6はタンパク質の代謝を促進します。ビタミンB群を多く含む食べ物としてはレバー、背の青い魚、豚肉、卵、牛乳、納豆などがあります。
アミノ酸の中でリジンやアラニン、プロリンを多く含む食ベ物は脂肪を燃焼するために必須であることが知られています。リジンは肉類全般、魚介類、牛乳、大豆などに多く含まれており、アラニンはシジミやアサリ、鶏肉やカニに多く含まれています。
また、豚肉やカツオ、チーズ類にはプロリンが多く含まれています。
基礎代謝を高める甲状腺ホルモンはヨウ素を成分のひとつとしています。そのためヨウ素が不足すると甲状腺ホルモンの欠乏により基礎代謝が低くなってしまうことがありますので、コンブやワカメなどの海藻類や牡蠣、イワシ、サケなどヨウ素を多く含む食品も大切になってきます。
女性に耳よりな代謝を上げる食べ物とは
古代エジプトではピラミッドの建設に従事した奴隷にニンニクを与えたという記録があると言います。ニンニクと言えば料理をする際の強烈な臭いのイメージが強いと思いますが、意外なことに丸のままのニンニクは無臭です。
砕くことでアミノ酸のアリインがアリナーゼという酵素の働きでアリシンに変化するのですが、アリシンは抗菌作用が強いだけではなく、ビタミンB1と反応してアリチアミンとなることでエネルギーの代謝を促進するのです。
女性に嬉しい解毒作用もありますので美容にも役立ちます。風通しのよいところにネットに入れて保存している方が多いと思いますが、皮をむいて丸のままのでもすり下ろしても冷凍保存が可能です。
女性に人気のハイビスカスティーは食用ハイビスカスのガクの部分から作られます。ご存知のようにビタミンCを非常に多く含んでいますが、エネルギー代謝を促進することでも大変よく知られており、スポーツドリンクとして用いられています。
その名がエジプトの美の神であるヒビスに由来していることからもわかるように、粘液質やペクチンを多く含むため腸内環境を整える美容のためのお茶でもあるのです。ハイビスカスにローズヒップを加えると味がまろやかになる上にビタミンCが増強され、まさに女性の強い味方です。
海藻類に多く含まれるヨウ素が基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの構成成分であることは上述しましたが、もう少し詳しく見てみましょう。鰹節とともに出汁を取る際に用いることの多いコンブのうま味の成分はグルタミン酸というアミノ酸です。
アミノ酸は脂肪の燃焼には欠かすことのできない成分です。また、コンブ独特のぬめりは水溶性食物繊維のアルギン酸と呼ばれるもので保湿剤として化粧品に活用されている例があります。
タラソセラピーが盛んなヨーロッパではアルゴテラピー(海藻療法)と言って海藻を内服したり、パックに使ったりするようです。
まとめ
女性の強い味方代謝を上げる食べ物
代謝とは
代謝を上げるとは
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