自分が気づかないうちにたまってしまったストレスを放置しておくと、体調が悪くなったりうつ病を発症してしまうことがあります。自分が今、どれくらいのストレス状態にあるのかを知ることができるのが「ストレスチェック」です。
ストレスチェック のできる アプリ を紹介します。
ストレスチェックが簡単にできるアプリってあるの?
「ストレスチェック」って何?
労働安全衛生法が改正され、2015年12月から50名以上の従業員を雇っている事業者は年に1度、「ストレスチェック」を実施することが義務づけられました。
ストレスチェックというのは、質問票にある質問に答えることで「自分がどれくらいのストレス状態にあるのか」を知ることができる検査です。
ストレスは知らず知らずのうちにたまっていくものですから、客観的にストレス度合いを知ることができる検査を定期的に受けられるのは嬉しいものです。
ですが、法律上義務づけられたストレスチェックを受けられるのは、事業者が決めている所定労働時間の4分の3以上の勤務をしている方・契約期間が1年以上の労働者など決まりがあります。
短期契約者や短時間労働者はストレスチェックが義務づけられてないので、自分のストレス度を知る機会を得ることができません。そこで利用をおすすめしたいのが、ストレスチェックが自分でできるアプリです。
ストレスチェックができるアプリ紹介
「COCOLOLO」はスマートフォンのカメラ機能を使って、たった30秒でストレス具合がわかるアプリです。カメラのレンズ部分に指先をあてることで血液の輝度変化を計測、心拍のゆらぎから8つのタイプの結果が判定されます。
利用者が投稿できる「みんなのキモチ」などもあり、楽しみながらストレスチェックができると人気が高まっています。
「ストレススキャン」もスマートフォンのカメラ機能を利用したアプリです。計測には約2分かかりますが、脈拍の変化からストレス度合いを計測、結果を1~100のストレス指数として表示してくれます。(数値が高い方がストレス度が高いと診断されます)
計測履歴が残るため、どんな時に自分のストレスがたまるのかなどを自分で分析することもできます。
「ストレスチェック」は、厚生労働省によって策定された「職業別ストレスチェック簡易調査票」を基にして作成されたアプリです。
仕事について・最近1ヶ月の状態について・まわりの方々について・満足度という4つの項目に関する全57項目の質問に答えていくことで、ストレスレベルを測定することができます。
結果はレーダーチャートで表示されるため理解しやすく、どのようなことがストレスの原因になっているのかも知ることができます。
上記以外にも、30問の質問に「はい」「いいえ」で答えるだけでストレス度が診断できる「ストレス度診断」や、ストレスに関する質問に答えて8種類の心の病気の可能性が分かる「健康セルフチェック!うつ・メンタルヘルス・こころの病気のココオル診断」というアプリもあります。
全て無料で利用できるアプリですので、ストレスが気になった時に手軽にチェックをしてみてください。
ストレスがたまっているという診断結果が出たら?
「ストレスチェックをしてみたら、思った以上にストレスがたまっていた」という場合、どうしたらいいか考えてしまいます。ストレスには、心・体・科学的なもの・環境と大きく分けて4つの原因があります。自分で思いあたるものがある場合には、それらの原因を解消できるように対策をしてみましょう。
「自分ではどうにもならない」という場合や、「誰かに話を聞いてもらいたい」という場合には、専門家に話を聞いてもらうこともおすすめです。
メールで相談員に相談することができる「こころの耳メール相談」や、厚生労働省が開設している電話相談窓口「こころほっとライン」などを利用してみましょう。
まとめ
ストレスチェックが簡単にできるアプリってあるの?
「ストレスチェック」って何?
ストレスチェックができるアプリ紹介
ストレスがたまっているという診断結果が出たら?