子宮頚がんほどメジャーではないものの、近年、子宮体癌というがんが増加しつつあります。もし、あなたや周りの人が子宮体癌と言われてもあきらめないで下さい。他のがんよりも進行が遅く治癒率も高いのがこの病気の特徴です。
すでに 子宮体癌 と闘う人たちの ブログ から、どのような治療をすべきか、どのような生活をすべきかを学んで闘いましょう。
子宮体癌に負けないために闘病ブログを読んでみよう。
子宮体癌ってどんな病気?
子宮体癌の別名は子宮内膜がんと言います。その名の通り子宮内膜の細胞ががん化することではじまるがんだからです。子宮内膜というのは月経の時に受精卵の着床に備えて分厚くなる子宮の内側の壁のことです。
子宮のがんにはこの子宮体癌と子宮頸がんとの二つがあります。元来そのうちの8割から9割は子宮頸がんでした。しかしこの20年あまりで、食生活の欧米化や女性の初産時の高齢化が進み、今では約4割を占めるがんになりました。
かかりやすいのは40歳をすぎた頃からです。特に閉経後の50代や60代の女性に多い病気です。
原因はホルモンバランスの崩れになります。閉経時期にエストロゲンが大量に出てしまい、子宮内膜が不必要に分厚く成長してしまうことが、子宮体癌の大きな要因の1つとなっているようです。
どんな人が高リスクなのか?
どんな人が子宮体癌にかかりやすいのでしょう。食の欧米化に関係があると言われる通り、高カロリー高脂肪の食事を行なう肥満体質の人に多いようです。
またホルモンバランスの崩れががんの発生につながっているため、月経不順の人、乳がんなどの治療のためにホルモン治療をしている人も要注意です。ほかにも、出産経験がない場合にも他の子宮や卵巣の病気と同じようにリスクが高まります。
早期発見のためには?
他のがんと同じく、子宮体癌も早期発見が鍵になります。ただし子宮体癌は比較的早い段階から不正出血という兆候を伴います。従って見分けやすいがんと言えるでしょう。若い時期に月経でない時期に不正出血が続くという事がある場合には注意が必要です。
子宮体癌の発生ピークである閉経時も同じで、閉経期であるにもかかわらずなかなか出血がなくならない場合は一度、婦人科へ検査に行きましょう。
もちろん、それまでの月経周期とは違うため、閉経期には出血が続いているのかどうか判断しづらいこともあるでしょう。何か異常があるかもしれない、という時には用心のために婦人科へ行く事をおすすめします。
定期検診によって見つかる事が多い子宮頸がんとは違い、子宮体癌は定期検診では見つからないことも多いと言います。子宮体癌の早期発見のポイントは「とにかく異常を感じたらすぐ婦人科へ」の一言につきるでしょう。
初期でみつかりやすい子宮体癌
子宮体癌には子宮頸がんに比べ、比較的進行が遅い、もしくは初期に気がつきやすいという利点があります。先にも述べたように不正出血が初期でも比較的高頻度で起こるため、病院によってはがんが見つかった人の約7割が初期の段階でみつかっているというデータもあります。
これは非常に有り難い話であり、初期にみつかればがんは治る病気です。子宮内にがんがとどまっている初期の段階でみつけられるよう、体の様子には常に注意しておきましょう。
子宮体癌と闘う人たちのブログ
初期で発見されることも多く、治癒率も高いということから、がんが、みつかってもあきらめる事はありません。インターネット上には多くの子宮体癌と闘う人のブログが存在しています。
そのようなブログにはどのような治療をしているのか、治療を進めていくとどんな事が待ち受けているのか、そういった情報がたくさんあり、これから闘病しなければならない場合にはとても有用です。
また、ブログには闘病している人たちの気持ちも綴られています。これから闘病しなければならない人にとっては「同じ気持ちの人がいる」、「同じように頑張っている人がいる」ということがわかって勇気づけられることもしばしばです。
子宮体癌は比較的治りやすいがんです。子宮体癌になってしまった時には、闘病ブログも参考にしながら、絶望せずに生き延びる意思を強く持つ事が、治療の鍵となります。
医師との相談、自分自身の気持ちや家族の気持ち、これまで闘って来た人のケースなどをもとに、良い治療法を探していきましょう。
まとめ
子宮体癌に負けないために闘病ブログを読んでみよう。
子宮体癌ってどんな病気?
どんな人が高リスクなのか?
早期発見のためには?