高熱が出て、体がだるく病院に行ったら風邪だと言われたのに後からリンパ管炎と言う病気だったと診断された人が実は意外と多くいます。 リンパ管炎 と言う病気はまだ馴染みが少ないので今回はリンパ管炎ってどんな病気なのか、原因や治療法は何かについて紹介します。
リンパ管炎ってどんな病気?原因や治療法は?
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リンパ管炎ってどんな病気なの?
リンパ管炎は、リンパ管とリンパ管の周りにある組織が炎症しておきる病気です。リンパ管の中に細菌が入り込むと炎症がおきてしまいますが、炎症がどんどん広がっていくとリンパ節炎になってしまいます。
リンパ節は脇の下や首、足の付根などに集中してあるものなので、リンパ節炎になってしまうとこの部位がかなり腫れてきます。
リンパ管炎の症状はどんなもの?自覚症状は?
リンパ管炎の症状は初期段階で急激な悪寒と発熱、倦怠感などがあります。しかしこの段階では風邪と区別がつきにくいので多くの人がリンパ管炎だと気づかずに風邪薬を飲んで治そうとします。
しかし時間が経過してくると細菌が感染した部位に数ミリから数センチに渡って赤い線があらわれてきます。赤い線の周りは触ると熱く熱を持っていて、押して見ると痛みを感じます。
赤い線があらわれると部位も腫れてくるので自分でも風邪ではないと気づくことができます。
この症状リンパ管炎かも?何科を受診するべき?
リンパ管炎は病院ではすぐに判断してくれるものの、自分では判断しにくい病気でもあります。リンパ管炎かもしれないと思ったらまずは内科や循環器科を受診しましょう。
リンパ管炎になってしまっていると赤い線が入るので、病院ではすぐに診ただけでわかる場合がほとんどです。中にはわかりにくい人もいて、その場合は血液検査や、リンパ節の組織を取ってどんな病気にかかっているのかを調べる検査をしてくれます。
リンパ管炎と診断されると症状の重さによって、どこの科に行くかを病院が判断して案内をしてくれます。まずは迷ったら内科または循環器科に足を運んでみましょう。
急性リンパ管炎は早めの治療で早く治る!
急性リンパ管炎の場合は、早期発見早期治療を行うと14日前後で自宅で治すことができます。治療方法は主に3つあります。
1つ目は冷やして安静にすることです。リンパ管炎がおこっている場所を冷やし、腫れと熱を冷まします。中にはリンパ管炎の部位に浮腫みがでる人もいるので、その場合はリンパ管炎になっている場所を高くして寝ます。完全に治るまでは安静にします。
2つ目は外傷治療です。中には外傷部分が壊死してしまう場合があります。壊死になった場合は感染している部位を切開して取り除きます。
3つ目は抗生物質を使用することです。抗生物質で感染の広がりを防ぎ炎症を抑えていきます。
水虫や虫さされからもなる場合がある?
誰でもなる可能性がある水虫や虫さされですが、治療をするのは面倒だからと放置しておくと菌が入りこんだ時に、足が腫れて酷い場合は痛みで歩くのも難しくなってしまいます。そのまま放置を続けるとリンパ管炎になり、リンパ節炎になってしまいます。
リンパ節炎を放置すると細菌が内蔵部まで入ってしまい、全身に重い症状があらわれてしまいます。酷い人は敗血症になってしまい、最悪死にいたってしまいます。
たくさんの場所を虫にさされてしまったり、とびひの症状がでてしまってもリンパ管炎になってしまう恐れがあるので、体調が悪いと思ったらすぐに病院を受診しましょう。
リンパ管炎は早期発見早期治療が早く治る鍵!
いつもと症状が違うと感じたら早めに病院を受診しましょう。早期発見と早期治療でより早くリンパ管炎を治すことができます。
まとめ
リンパ管炎ってどんな病気?原因や治療法は?
リンパ管炎ってどんな病気なの?
リンパ管炎の症状はどんなもの?自覚症状は?
この症状リンパ管炎かも?何科を受診するべき?
急性リンパ管炎は早めの治療で早く治る!
水虫や虫さされからもなる場合がある?
リンパ管炎は早期発見早期治療が早く治る鍵!