乳癌 の 特徴 といえば多くの人が しこり をイメージするのではないでしょうか。自分の胸を触ってみてしこりがある人は乳癌の可能性もあるかもしれません。
今回はこれって乳癌?と疑問に思っている人に、しこりの特徴とは何かについて紹介していきます。
これって乳癌?しこりの特徴とは
乳癌は自覚症状がほとんどない
「私は痛みがないから、異常がないから乳癌ではない。」と思っている人は間違いかもしれません。乳癌は痛みや異変を感じる場合が非常に少ないです。
悪性の場合は胸にあるしこりが痛んで気づく人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が自覚症状なく病院で検査したら癌に気づいたと言う人が多いです。
なかには胸に痛みがあったけれど癌ではなく乳腺炎だったり、別の病気だった場合も多いです。無自覚なので定期的に検査をして確かめるようにしましょう。
悪性と良性のしこりの違い
乳癌には悪性と良性があります。良性のしこりの特徴はコリコリとした感触で、指で触ると動き回ります。しこりとしこりの周辺との境がわかりやすいのが特徴です。良性のしこりは転移することはありません。
一方悪性のしこりの特徴は石のように硬く、指で押してみると他の細胞と癒着しているような感覚で全く動きません。悪性は他の場所にも転移しやすいので触ってみておかしいと思ったらすぐに病院に行くようにしましょう。
乳癌?しこりセルフチェック
自分でしこりがあるかどうかをチェックする方法あるので紹介します。セルフチェックを行う日は生理開始後から7日目です。お風呂前に鏡に向かって右手を頭後ろまで上げ、胸の形がごつごつしていないか、色や乳首からの分泌物がないかをチェックします。
異常がなければ同じ方法で左側もチェックをしてみてください。異常がなければ入浴をして体を温めます。その後左手を頭後ろに置いて右手の3本の指で乳頭から内側または外側へしこりがないかを触って確かめていきます。終わったら右手を上に上げて確かめます。
少しでも異常があれば病院へ行きましょう。
しこりは必ず乳癌とは限らない
しこりがあるからと言って乳癌であるとは限りません。他の病気もあるので紹介します。
1つ目は乳腺炎です。乳腺炎は周りの組織との境目がわかりにくいので乳癌かもしれないと心配になるかもしれません。乳腺炎は大抵痛みがあり、良性なので心配しなくても大丈夫です。
2つ目は嚢胞です。乳腺症の1つで乳管に水が溜まってしまう病気です。3つめは葉状腫瘍です。小さくて丸いしこりが動き回ります。こちらは悪性の場合もあり注意が必要です。
悪性の場合は血管から肺などの全身へ巡って転移したりします。医師によっては葉状腫瘍の方が乳癌より怖いと言う場合もあります。
しこりを確実に見分けるには
乳癌かどうかを確実に見分けるには病院で検査をするしかありません。検査方法はマンモグラフィやエコー検査です。マンモグラフィは女房を圧迫板で挟んで写真を撮影します。この撮影で石灰化や腫瘤がわかります。腫瘤はマンモグラフィの上にある場合が多いです。
境目がしっかりとわかる場合は問題ありませんが、境目がわからない場合は悪性腫瘍の可能性があります。石灰化は白い砂の粒のような影でバラバラに見えるのは良性ですが、1つの場所に集中しているものは悪性の場合があります。
マンモグラフィは年齢などでしこりがわかりにくい場合があります。その場合はエコー検査をします。胸にエコーをあてて判断します。今は病院に行くとエコー検査とマンモグラフィをして確実に乳癌を見落とさないように検査をしてくれます。
しこりがあってもなくても定期的に病院へ
しこりがあってもなくても定期的に病院で検査をするようにしましょう。乳癌は早期発見、早期治療が大事です。
まとめ
これって乳癌?しこりの特徴とは
乳癌は自覚症状がほとんどない
悪性と良性のしこりの違い
乳癌?しこりセルフチェック
しこりは必ず乳癌とは限らない
しこりを確実に見分けるには
しこりがあってもなくても定期的に病院へ