女性の病気いろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 乳房 / 乳癌 / エコーやマンモグラフィーによる乳癌検査の信頼度(後編)

エコーやマンモグラフィーによる乳癌検査の信頼度(後編)

108

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

nyuugan eko

「エコーやマンモグラフィーによる乳癌検査の信頼度(前編)」では、エコーとマンモグラフィーの違いをご説明いたしました。後編では、年齢別に左右される検査方法をご説明いたします。

乳癌 検査では、 エコー とマンモグラフィーのどちらが優れているのでしょうか。


スポンサードリンク

エコーやマンモグラフィーによる乳癌検査の信頼度(後編)


- 目次 -

  • 自治体の検診はなぜマンモグラフィーなのか
  • 自分に合う検査方法の選択

自治体の検診はなぜマンモグラフィーなのか

エコーもマンモグラフィーもそれぞれ、得意不得意があります。しかし、自治体のおこなう乳癌検診はエコーではなく、マンモグラフィーが用いられます。その理由は、早期発見によって死亡率を減少させることを目的とした対策型検診では、乳癌を発見する効果が高いものが採用されるからです。

欧米などでは、脂肪を含む大きな乳房を持つ女性が多く、そのような方には超音波が乳房の深部までしっかり届かず、腫瘍の発見には適さないのです。

そのため、欧米ではマンモグラフィーを用いた検診が主流であり、検診による早期発見の確立やその後の生存率を検証した場合、世界的に有効とされているのはマンモグラフィーだけなのです。

実際に、乳癌の初期にできる石灰化を発見する能力に長けていることも、マンモグラフィーが用いられている理由のひとつです。


自分に合う検査方法の選択

対策型検診は自治体の負担により、低価格で検診を受けることができますが、自分自身の健康のために受ける人間ドックや癌検診などでは費用がかかる分、検査方法を選択することができます。

その場合は、自分の乳房に合わせた検査方法を選択することにより、検査結果の信頼度を高めることができます。

20代から40代頃までの方は乳腺が発達しており、マンモグラフィーでは乳腺に腫瘍が隠れてしまい判断しづらくなりますが、エコーでは乳腺の中にある腫瘍をはっきりと確認することが可能です。そのため、エコーを優先して選択することをおすすめします。

50代以降の方は閉経に伴い乳腺も細くなるため、脂肪組織の割合が多くなります。そのため、エコーでは腫瘍が脂肪組織に隠れて見えにくくなり、マンモグラフィーでは腫瘍をはっきりと確認しやすくなります。

また若い世代の方でも乳房が大きい方は脂肪組織の割合が多くなり超音波が深部まで届きにくくなるため、エコーよりもマンモグラフィーを選択することをおすすめします。

その他、放射線の被曝が心配な方や妊娠中の方は、超音波検査であるエコーを選択するとよいでしょう。また、マンモグラフィーは乳房を圧迫して撮影するため、その圧迫に耐えられない方や頻繁に検査をする必要のある方は、エコーを選択した方が正確な診断を得られやすくなります。

スポンサードリンク

まとめ

エコーやマンモグラフィーによる乳癌検査の信頼度(後編)
検診はなぜマンモグラフィーなのか
自分に合う検査方法の選択

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: 乳癌 関連タグ:エコー, 乳癌

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 乳房
    • 高プロラクチン血症
    • マンモグラフィー
    • 乳房再建
    • 乳癌
    • 乳管内乳頭腫
    • 乳腺嚢胞
    • 乳腺炎
    • 乳腺症
    • 乳腺線維腺腫
    • 浸潤性乳管癌
  • 子宮
    • 婦人科検診
    • 子宮癌
    • 子宮頸がん
    • 子宮体がん
    • 子宮筋腫
    • 子宮内膜症
    • 子宮内膜ポリープ
    • 子宮内膜増殖症
    • 子宮内膜炎
    • 子宮腺筋症
    • 子宮頸部異形成
    • 子宮脱
    • 絨毛がん
    • 子宮下垂
    • 子宮頚管
  • 卵巣と卵管
    • チョコレート嚢胞
    • 卵巣癌
    • 卵巣腫瘍
    • 卵巣嚢腫
    • 卵巣機能低下症
    • 多嚢胞性卵巣
  • 月経の異常
    • PMS
    • 不正出血
    • 月経前症候群
    • 月経困難症
    • 生理不順
    • 基礎体温
    • 排卵痛
    • 生理痛
    • 月経
    • 更年期障害
    • 閉経
    • 早発閉経
    • 月経不調
    • 無月経
    • 稀発月経
    • 過多月経
    • 過少月経
    • 頻発月経
    • 黄体機能不全
  • 外陰と腟
    • オリモノ
    • デリケートゾーン
    • バルトリン腺炎
  • 一般的な感染症
    • りんご病
    • 伝染性単核球症
    • 髄膜炎
    • リンパ管炎
  • 心の病
    • ストレスチェック
    • 睡眠
    • 精神的ストレス
    • うつ病
    • 躁鬱病
    • 双極性障害
    • 自律神経失調症
    • セロトニン
    • 不眠症
    • アルコール依存症
    • ギャンブル依存症
    • 摂食障害
    • 無気力症候群
    • 依存症
    • 緊張
    • 心身症
    • ptsd
    • 起立性調節障害
    • 体重減少
    • 無気力
  • 甲状腺の病気
    • バセドウ病
    • 甲状腺ホルモン
    • 甲状腺機能低下症
  • 脳の病気
    • 若年性アルツハイマー
    • 若年性認知症
    • 若年性健忘症
    • 下垂体腺腫
  • 心臓・血管
    • 虚血性心不全
  • 血液疾患
    • 貧血
    • 特発性血小板減少性紫斑病
    • エイズ
    • フェリチン
    • 異食症
  • リウマチ・膠原病
    • 全身性エリテマトーデス
    • 線維筋痛症
    • シェーグレン症候群
  • 代謝・内分泌
    • 糖尿病
    • 代謝
    • クッシング症候群
    • メタボリック
  • 消化器
    • 胃痛
    • 胃腸炎
    • 逆流性食道炎
    • 胃癌
    • ピロリ菌
    • 転移性肝がん
  • 腸内
    • 便秘
    • 下痢
    • 下剤
    • 過敏性腸症候群
    • 腸内細菌
    • 食物繊維
    • 肛門科
    • べんもれ
  • 泌尿器
    • 頻尿
    • 膀胱炎
  • アレルギー
    • 光線過敏症
    • 抗アレルギー薬
  • 美容
    • いちご鼻
    • ニキビ
    • 赤ニキビ
    • むくみ
    • 冷え性
    • ほおづえ
    • 抜け毛
    • 爪
    • 女性ホルモン
    • エストロゲン
    • 美容外科
    • 整形外科
    • かゆみ止め
    • サプリ
    • 毛穴
  • 耳鼻咽喉
    • 鼻づまり
    • 鼻炎
    • 花粉症
    • 蓄膿症
    • めまい
    • メニエール病
    • 三半規管
    • 中耳炎
    • 外耳炎
    • 耳管狭窄症
    • 口内炎
    • 口角炎
    • 声帯ポリープ
    • 咽頭癌
  • 目
    • ドライアイ
    • 緑内障
    • 白内障
    • 結膜炎
  • 皮膚
    • 肌
    • 湿疹
    • ほくろ
    • 脂漏性角化症
    • 疥癬
    • ビダール苔癬
    • アトピー
  • 足
    • 足のむくみ
    • 足の臭い
    • 五本指ソックス
    • むずむず脚症候群
    • モートン病
  • 骨
    • 恥骨が痛い
    • 骨粗鬆症
    • 関節リウマチ
    • 肩こり
  • 腫瘍
    • リンパ節転移
  • 検査項目
    • 血液検査
    • 血液検査tp
    • pet-ct検査
    • 遺伝子
  • 治療法
    • 抗がん剤
    • ホルモン剤
    • 再生医療
  • 染色体異常
    • ターナー症候群 
    • 半陰陽
  • 強迫性障害
  • 水虫

Copyright © 2023 josei-byouki-iroha.com