女性が生理が止まってから5年くらいの期間を更年期障害と言います。更年期になると不眠や頭痛などの症状がおきて辛く苦しくなりますが、この更年期の時期に更年期うつ病になってしまう人が増加してきています。
今回は 更年期 うつ 病のつらい症状と対処方法は何かについて紹介します。
更年期うつ病のつらい症状と対処方法は?
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更年期うつ病の症状は?
更年期うつ病の症状を紹介します。症状が半分以上あてはまっていて、なおかつその症状が14日以上続いている場合は更年期うつ病の可能性が高いです。症状は毎日何も楽しくなく、無気力に感じてしまい憂鬱な気持ちが続いてしまうことです。
そして2つ目は疲労と不眠が続いている場合です。3つ目は食欲不振とイライラしてしまうことです。4つ目は集中力と決断力がないことと、常に死にたいと思ってしまうことです。最後は自分を何かあるとすぐ責めてしまうことです。
更年期うつ病の原因は一体何?
更年期うつ病の大きな原因は、卵巣機能が低下してしまい、女性ホルモンの1つのエストロゲンが減少してしまうことです。エストロゲンが減少してしまうことで脳内の神経伝達の物質であるセロトニンも減少してしまいます。
セロトニンが減少すると体だけでなく心もバランスが上手くとれなくなってしまうので気持ちが落ち込んだり、不安に思ったりする頻度が高くなってしまいます。
更年期時期にはさらに子育てや夫婦関係、人間関係などの悩みを抱える傾向が大きく、ストレスを余計に感じやすくなることも原因の1つと言われています。
更年期うつ病と似ている病気も潜んでいる!
更年期うつ病と似ている病気もあるので紹介します。
1つ目は認知症の初期症状です。現在では若年性アルツハイマーが早い人だと40歳で発症してしまいます。更年期うつ病とアルツハイマーとの大きな違いは特になく症状はほぼ同じなので、自分では判断しにくいです。
2つ目は甲状腺機能亢進症です。甲状腺ホルモンの分泌が増加してしまい、動悸や不眠、焦燥感を感じる場合が多いです。
更年期うつ病と非常に症状が似ているのですが、抗うつ剤を服用しても改善はしません。
更年期うつ病かな?と思ったら病院へ
更年期が来たら婦人科などを受診しましょう。更年期うつ病だった場合は4つのち療法があります。
1つ目はホルモン補充療法で、減ってしまったエストロゲンを体に入れていくことで症状を緩めていきます。2つ目は薬を服用することです。抗うつ剤、抗不安薬を服用して症状を緩めます。3つ目は漢方療法です。副作用が少ないので多くの人が利用している方法です。
4つ目はカウンセリングです。今持っている問題を話すことでストレスをなくしていき、症状を楽にしていきます。
更年期うつ病の自分でできる簡単対処方法
更年期うつ病になってしまったら自分でできる簡単な対処方法を紹介します。
1つ目は気分転換です。好きなことや趣味などをするとセロトニンも活発に分泌されるのでストレスが減少します。
2つ目は深呼吸をして朝日を浴びることです。深呼吸をすることでリラックスする神経が働き気持ちが落ち着いていきます。また、朝日を浴びることでセロトニンが活発に分泌されてうつ症状が緩和していきます。
3つ目はトリプトファンを含んでいる食品を食べることです。トリプトファンは自律神経をコントロールし、セロトニンを分泌してくれるので更年期うつ病に悩んでいる人にはおすすめの成分です。
トリプトファンが多く含まれている食品は梅干しと大豆製品、鮭やイワシ、鯖などの魚です。
更年期うつ病になった場合は無理せずに病院へ
無理をして生活していると症状がどんどん悪化してしまいます。体調がおかしいと感じたらすぐに病院を受診しましょう。
まとめ
更年期うつ病のつらい症状と対処方法は?
更年期うつ病の症状は?
更年期うつ病の原因は一体何?
更年期うつ病と似ている病気も潜んでいる!
更年期うつ病かな?と思ったら病院へ
更年期うつ病の自分でできる簡単対処方法
更年期うつ病になった場合は無理せずに病院へ