口内炎は多くの方が体験していることでしょう。唇の裏側や歯茎などなど、口内のどこにでもできてしまいます。口内炎ができて最も痛みを感じる場所は舌だと言う人が非常に多いです。
今回は 口内炎 が 舌 にできる理由とは何か、痛みへの対処方法も紹介していきます。
口内炎が舌にできる理由とは!痛みへの対処方法
舌にできる口内炎の種類
舌にできる口内炎の種類をいくつか紹介します。
まず1つ目はアフタ性口内炎です。アフタ性口内炎とは皮膚の粘膜が淡黄色に変色してしまった膜に覆われている6mm以下のものをアフタ性口内炎と言い、6mm以上に大きくて深い口内炎であれば潰瘍と言います。
2つ目はカルタ性口内炎です。カルタ性口内炎は、粘膜が赤色に炎症をおこしてただれたり、ひび割れのようになったりすることを言います。口内炎全部が赤く腫れるなどの症状が見られたらカルタ性口内炎です。
口内炎ができる理由は何?
口内炎ができる理由がいくつかあるので紹介します。
1つ目は過労や寝不足です。過労や寝不足の状態が続くと免疫力がどんどん低下していきます。口内の抵抗力もどんどん弱まって口内炎ができやすくなってしまいます。
2つ目は刺激によるものです。食事中に口を間違えて噛んでしまったり、ぶつけてしまったりすると傷に菌が入り込んで口内炎になってしまうことがあります。
3つ目は歯磨きなどをしないことです。口内にはたくさんの菌が住んでいます。歯磨きなどをしないでいるとどんどん菌が増殖し、少し傷ついただけでも口内炎ができやすくなってしまいます。
病院に行った方が早く治る口内炎
口内炎は基本的に自然治癒するものですが、中には口内環境が悪く、病院で治した方が良い場合があります。
1つ目は歯が尖っている場合です。歯が尖るとどうしても口内を傷つけやすく、口内炎になりやすくなります。尖っている歯を歯医者などで丸くした方が良いでしょう。
2つ目は食いしばりが酷い場合です。食いしばりは口の周辺に力が異常に入ってしまっていることを言い、舌が歯に押されてしまうことを言います。口内を見て歯の跡が舌に残る場合は刺激によって舌に口内炎ができやすくなっています。
3つ目は金属アレルギーがある場合です。金属アレルギーの人が銀歯などをしていると常に刺激が加わることになり口内炎が悪化する原因になります。
こんな場合は病院へ!
口内炎だと思っていても実は舌癌と言う病気もあるので、もし治らない場合は病院へ行く必要があります。
1つ目は痛みをあまり感じないことです。口内炎は激痛を伴いますが、舌癌は痛みが少ない場合が多いです。
2つ目は1ヶ月近く治らないことです。口内炎は長くても2週間程度で治りますが、舌癌は自然治癒はできません。1ヶ月経過しても口内炎が治らない場合は1度病院でみてもらいましょう。
3つ目は硬いことです。口内炎と違い、舌癌は硬さがあります。
舌の口内炎を少しでも早く治す方法は?
舌の口内炎を少しでも早く治す方法を紹介します。
1つ目は口内を清潔にすることです。歯磨きをこまめにしたり、食塩水などでうがいをすると口内の菌の数を減少させることができます。
2つ目は口内炎パッチなどを使用して刺激を減らすことです。刺激を減らすと口内炎が早く治ります。中にはガーゼに口内炎の薬をつけて、口内炎に貼る人もいます。口内炎パッチが合わない人はガーゼを使用してみましょう。
3つ目は睡眠や疲れをよくとることです。口内炎は疲れなどで抵抗力がなくなってくるとでてきてしまいます。よく睡眠をとったり、休養したりすることで抵抗力を高めることができます。
痛みが酷い時はゼリーなどの刺激の少ないものを
舌にできた口内炎は刺激を受けやすいため食事をする時に激痛を感じやすいです。ゼリーなどは刺激が少ないので、痛みを感じにくいです。食べ物などを工夫して摂取しましょう。
まとめ
口内炎が舌にできる理由とは!痛みへの対処方法
舌にできる口内炎の種類
口内炎ができる理由は何?
病院に行った方が早く治る口内炎
こんな場合は病院へ!
舌の口内炎を少しでも早く治す方法は?
痛みが酷い時はゼリーなどの刺激の少ないものを