食事や歯磨きがしみて痛い、話す時にも気になってしまう・・・ 口内炎 ができると気分も下がってしまい、憂鬱になります。特になかなか 治らない のが、患部に 白い 部分ができる「アフタ性口内炎」です。
アフタ性口内炎のできる原因や治し方についてまとめました。
白い口内炎がなかなか治らない!そんな時、どうすればいい?
白い口内炎「アフタ性口内炎」って?
一般的に口の中に何か痛みを感じるものができると「口内炎ができた」と思う方が多いでしょう。ですが、口内炎と一言で言っても大きく4つの種類に分けることができます。その中で一番多くできると言われているのが「アフタ性口内炎」です。
アフタ性口内炎の特徴としては、丸や楕円形の5mm程度の白い傷口があります。白い傷口の部分はクレーターのように少しくぼみ、縁の部分が赤くなります。
白い傷口の部分は粘膜に潰瘍ができている状態となっています。傷口の血液が固まる際に、たんぱく質が幕を作るために白くなります。
アフタ口内炎は唇の裏側や頬の内側・舌・歯茎など口の中であればどこにでもできます。2つ以上のアフタ口内炎ができたり、2つの口内炎が1つにくっついて大きな傷になることもあります。
アフタ口内炎ができる原因は?
口内炎ができる原因は複数あり、人によって違うため特定をすることは難しいです。考えられる原因をいくつかあげてみますので、思い当たるものがあるかどうか確認をしてみてください。
まず、食事の偏りはありませんか?ビタミンB群や鉄分が不足すると、口内炎ができやすくなります。続いて、ストレスを多く感じたり、睡眠不足になっていませんか?胃腸が荒れ、体力が低下することで口内炎ができやすくなります。
口の中を噛んでしまうことがきっかけで口内炎ができることもあります。また、虫歯や歯が欠けて鋭い部分ができてしまっている場合には、その部分が口内を傷つけることもあります。かたい食べ物で口内に傷ができることもありますので、注意が必要です。
口の中が不衛生な状態になっていると小さな傷口から細菌が入り、深い傷・痛みの強い口内炎ができやすくなります。ですが、口内を清潔に保とうと歯磨きを強くしすぎると、口内の傷につながります。
また、歯磨き粉の有害成分と言われる「ラウリル硫酸ナトリウム」が刺激となり、口内炎の原因になることがあります。
アフタ性口内炎を早く治すためのポイントは?
アフタ性口内炎は特に何もしなくても、1~2週間ほどで自然に治ります。ですが、少しでも早く治すためにはおさえておきたいポイントがあります。口内炎予防にもつながりますので、しっかりと覚えておきましょう。
まずは、口の中を清潔にすることです。細菌が繁殖しにくい口内環境を保つことで、口内炎が悪化することを防ぎます。アルコール不使用のマウスウォッシュやうがい薬を使用すると手軽にケアできます。加えて、傷口に刺激を与えるものは避けるようにしましょう。
歯磨きを強い力でおこなったり、かたい食べ物や炭酸飲料・フルーツ・熱すぎる食べ物を口にすることは避けることをオススメします。
口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなってしまうため、飴やガムを口に入れて唾液の分泌量が増えるようにしておきましょう。寝ている間に口呼吸をしていたり、食事を食べるスピードが早かったり、アルコールを飲みすぎたり、ということも唾液の分泌量が減る原因となります。
疲労やストレスがたまっていたり、睡眠不足がある場合には生活習慣を見直しましょう。あわせて食生活も見直し、栄養バランスの良い食事をすることを心がけるようにします。
口内炎に効く薬はあるの?
口内炎の痛みがどうしても気になる、という方はドラッグストアや薬局で薬を買うのもオススメです。
直接患部に塗ることができる「ケナログ口腔用軟膏」や、口内炎にフタをするようにカバーできる「口内炎パッチ」、患部に触れることなく痛み・腫れをしずめることができるスプレータイプの「トラフルクイックショット」などが販売されています。
まとめ
白い口内炎がなかなか治らない!そんな時、どうすればいい?
白い口内炎「アフタ性口内炎」って?
アフタ口内炎ができる原因は?
アフタ性口内炎を早く治すためのポイントは?
口内炎に効く薬はあるの?