口の中に違和感を覚えてから数時間で白い円形状のものができるのが 口内炎 です。そこから約10日~14日間ほどは辛い日々が続きます。種類によっては自然に治りますが、自然に治すか積極的に薬などで 治す か今日は両方についてお話します。
辛い口内炎。あなたは積極的に治す派?または自然治癒派?
自然に治すには?
大人であれば、誰でも一度くらいは経験のある口内炎。一度できてしまったら、話をするのにも食事をするのにも辛いです。また、口内炎が口の中のどの場所にできるかよっても辛さの度合いは変わってきます。
通常、「アフタ性口内炎」と呼ばれる口内炎が多く、からい物やすっぱい物などの刺激物を食べた時や歯磨きをする時に、歯ブラシの先が口内炎に当たると非常に痛みを感じます。
アフタ性口内炎の場合は、食事は刺激物を避けて歯磨きを気をつけてするようにするなどして、日常生活上がまんできるようであれば、何もしなくても1週間~2週間で自然に治ると言われています。
口内炎はどんな種類でも1~2週間で治る?
口内炎と言っても実は種類が他にもあります。例えば「カタル性口内炎」「ウィルス性口内炎」「カンジタ性口内炎」などです。そしてこれらの口内炎は、かかる年齢や原因、症状が少しずつ異なります。
口内炎は1~2週間で自然に治ると言っても、かなり長い期間治らないことや口内炎が白くないこともあります。
また、特に女性について言えば、生理の前後などのホルモンバランスが崩れる時に、口内炎という形で症状が現れることがあります。口の中に白いものができたということ以外に、他にも気になる症状がある場合は医師の診察を受けて原因を特定し適切な治療を受けることが大切です。
積極的に治す派はどうすればいい?
それでは、反対に口内炎を積極的に治したいとすれば、どうすればいいでしょうか。
「最近、仕事の疲れやストレスが溜まっているから口内炎でも苦しみたくない。」や「3日後に、仕事で重要なプレゼンテーションがあるから口内炎のせいできちんと話ができないのは困る。」または単に「おいしく食事をとりたいから早く口内炎を治したい」など、口内炎を積極的に治したい理由はさまざまだと思います。
では、治す方法には、いったいどのようなものがあるでしょうか。
薬の力を借りて積極的に治す方法
先ほどのように口内炎にはいくつかの種類がありますが、ここでは一般的に多い「アフタ口内炎」についてお話します。「口内炎を治したい!」と思った時、まずどこへ行くでしょうか。ある人は病院へ、ある人は薬局へ行くと思います。
病院へ行く場合は、耳鼻咽頭科、皮膚科、口腔外科、内科など迷うところです。口内炎は、耳鼻咽頭科が専門ということになっていますが、中には専門的に扱っていないこともあります。事前に電話やインターネットのホームページなどで確認してから受診すると確実です。
病院で受診すると基本的に口内炎の患部に直接塗るタイプの軟膏が処方されます。この軟膏を患部に1日に何回か塗り、うがい薬でうがいをして口の中を清潔にしておくといいです。
次に薬局に行くと、口内炎用の患部に直接貼るタイプのパッチや塗り薬が売っています。種類がいくつかあるので箱の注意書きをよく読み、自分でうまく判断できない時は薬剤師がいる薬局に行って相談すると適切な薬が買えます。
このようなパッチや塗り薬を使うと、自然に治すよりも早く治ることが期待できます。
食べものの力を借りて積極的に治す方法
口内炎を治すには、薬だけでなく食べ物で治りを早める方法もあります。まず、刺激物はもちろん避けることと、口内炎になると不足しがちなビタミンBやビタミンCを進んで補います。
具体的にはウナギ、豆腐、レバー、バナナなどです。そして、かたいものは避けて柔らかく調理します。このようにおいしく食べながら口内炎の治りを早めることは、一石二鳥だと言えます。
口内炎ができてしまったら
口内炎はできないことが一番いいですが、もしできてしまったら自然に治すべきか、または薬や食べ物の力を借りて積極的に治すべきか、まず考えてみましょう。
近いうちに重要な用事や仕事がある場合や口の中の違和感にがまんができない場合は積極的に治す方法をとり、「私は自然に治す!」と思えばそのようにするといいと思います。
そして、あまりにも治りにくい口内炎やいつもと違う症状、そして女性はホルモンの関係で口内炎ができる場合があることも考慮し、少しでも気になることがあれば早めに病院で診察を受けることをおすすめします。
まとめ
辛い口内炎。あなたは積極的に治す派?または自然治癒派?
自然に治すには?
口内炎はどんな種類でも1~2週間で治る?
積極的に治す派はどうすればいい?
薬の力を借りて積極的に治す方法
食べものの力を借りて積極的に治す方法
口内炎ができてしまったら