「口内炎がバッチリ治るオススメの薬を紹介!(前編)」では、口内炎の原因についてご紹介致しました。後編では、 口内炎 の 薬 として市販されている薬をいくつかご紹介致します。
薬を使用しても病状の改善がみられない場合や口内炎が一度に多数でき続けた場合は大きな病気が隠れている可能性が考えられますので、必ず病院で診てもらいましょう。
口内炎がバッチリ治るオススメの薬を紹介!(後編)
口内炎がバッチリ治るオススメの薬とは?
1つ目はケナログ(市販薬は同成分でケナログAという名称)という塗り薬で口内炎治療薬として非常に知られているものです。抗炎症作用により幹部の炎症を抑えるとともに、痛みを改善してくれるのです。
トリアムシノロンアセトニドという成分が含まれていて、ステロイド薬の中では中程度の強さの薬剤になります。優れた付着力があるため唾液で簡単に薬が取れてしまう心配が少ないとは言われているものの、患部が唾液で濡れている場合はガーゼなどでふき取ってから塗布しましょう。
また塗布した薬剤がすぐ取れて効き目が半減してしまうことを避けるため、塗布したのち暫く飲食は控えるようにしましょう。
ステロイド薬は副腎皮質ホルモン剤と言われ、しっかりとした抗炎症作用がある反面、長期使用においては副作用も多いため使用期間や使用回数は十分注意する必要があります。
2つ目は口内炎パッチ大正クイックケアです。2cm程度の丸型のシールタイプの治療薬です。主な成分としてはケナログと同じステロイドであるトリアムシノロンアセトニドです。パッチはシートに貼られている薄い色の方が患部に直接貼る薬剤がついている面になります。
5歳以上の子どもから使用できるため、塗り薬ではすぐなめてしまって効果が得られない場合はこのタイプがお勧めです。ただしステロイド薬のため、特に子供に使用する場合は薬剤師などに使用日数の上限などを相談したうえで購入してください。
3つ目はチョコラBBです。一般的には肌荒れなど肌のトラブルの際に飲む錠剤として多くの人に知られています。しかし肌のトラブルが起こる原因はストレスや寝不足、風邪などの体調不良などのほかに、ビタミンB群の不足が大きく関係します。それは口内炎ができる原因と同様です。
そのためビタミンB群の補給により、直接的に口内炎を治療するというよりも回復の手助けをします。また妊娠中や授乳中でも服用できることからママ世代にもとても安心な商品と言えます。
4つ目はトラフル軟膏PROクイックです。口内炎治療薬として2008年以降トラフル錠シリーズで多くの人たちから知られることとなり2016年9月に新たにトラフル軟膏PROクイックとして口内炎の強い痛みや腫れなど繰り返す症状に高い効果を発揮する形となって発売されました。
過去のシリーズではステロイドが含まれておらず、当薬剤からトリアムシノロンアセトニドというステロイド成分を含んだことにより短期間で大きな効果をあらわすようになりました。
痛みをしずめるだけでなくメントール味のため、口内炎の不快さによって溜まるイライラも清涼感によって緩和される作用もあります。
5つ目はトラフルダイレクトです。4つ目のトラフル軟膏PROクイックと同じ第一三共ヘルスケアから発売されているフィルムタイプの患部に貼る薬剤です。貼ってから30分から1時間程度で溶けてなくなってしまうため、口の中での異物感を長時間味わうことなく治療できます。
こちらもほかの薬剤と同様にトリアムシノロンアセトニドというステロイド成分が含まれているため比較的短期間で大きな効果をもたらします。以上口内炎治療薬として人気の薬を紹介しました。上記の薬のほとんどにトリアムシノロンアセトニドというステロイド成分が含まれています。
そのため軟膏タイプかパッチタイプか、対象年齢はいくつかなどによって使い分けることが良いかもしれません。
またいずれの市販薬についても長期の使用は避けて、もし病状の改善がみられない場合や口内炎が一度に多数でき続けた場合は大きな病気が隠れている可能性が考えられますので、必ず病院で診てもらいましょう。
まとめ
口内炎がバッチリ治るオススメの薬を紹介!(後編)
口内炎がバッチリ治るオススメの薬とは?