がんになると放射線治療や手術だけでなく、抗がん剤を服用して治療を行います。抗がん剤は副作用があるので非常に大変な治療でもあります。
今回は 抗がん剤 の 副作用 がでる 時期 はいつか、副作用の症状も紹介していきます。
抗がん剤の副作用がでる時期は?副作用の症状も紹介
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抗がん剤の副作用がでる時期は?薬の効果は?
抗がん剤を飲み始めてすぐはがんへの効果はでてきません。薬の効果があらわれてくるのは大体1ヶ月または2ヶ月くらいかかります。
一方で副作用は飲み始めて比較的すぐにあらわれてきます。早い人だと抗がん剤を飲み始めて1日から2日くらいで副作用を感じ始めます。
副作用がでる時期とその症状は?
抗がん剤の副作用はいろいろあり、その症状がでる時期もそれぞれで違うので紹介します。抗がん剤を服用し始めてすぐにあらわれる症状は吐き気や嘔吐です。中にはアレルギー反応がでる人もいて蕁麻疹や発疹、呼吸困難や血圧が低下したりします。
10日くらいで口内炎や便秘または下痢の症状がでてきます。交感神経と副交感神経が乱れてしまうことでおこりますが薬の服用をやめると自然に治癒します。3週間くらいで手や足にしびれを感じるようになります。
副作用は抗がん剤を飲んでいるうち長く感じるようになります。
いつまで続く?副作用
抗がん剤の副作用は非常につらいです。しかし、ほとんどの副作用が短い期間で治ってきます。治らないということはありません。
抗がん剤の副作用で長く感じるのは脱毛症状で、治療を開始してから4週間前後でおこり、その後抗がん剤の治療が終了して3ヶ月から長くても6ヶ月くらいで髪の毛が少しずつ生え始め、その後8ヶ月くらいで元の髪の毛に戻っていきます。
ただし抗がん剤の治療を行って、一度で済まずに何度か繰り返さなければいけない場合、髪の毛の回復に間に合わず脱毛期間が長く感じる人もいるかもしれません。抗がん剤の治療が終了すればどの症状も1年程度で回復してきます。
抗がん剤の副作用!こんな症状があれば相談を
抗がん剤の副作用はいずれ治りますが、治療をしている間に気になる症状がでて来た場合は放置せずに医師に相談をしてください。気をつけなければいけない症状がいくつかあるので紹介します。
1つ目は吐き気と嘔吐が続き食事だけでなく水分も摂取できない場合です。2つ目は下痢や便秘が長く続いているだけでなく、お腹が張ってしまって苦しく辛い時です。3つ目は口内炎がでてしまい、日常生活でも過ごしにくく感じている場合です。
他にも38度以上の高熱がでたり、排尿時に激痛を感じる場合は感染症の疑いがあるのですぐに病院の医師などに相談してください。さらに出血が多い場合や貧血が続く時は輸血が必要になる場合もあるので放置せずに早めに病院を受診しましょう。
副作用を少しでも乗り越える方法は?
抗がん剤治療が始まると副作用が非常に辛いです。少しでも楽になる方法を紹介します。
1つ目は食事をする時は時間をかけたり量を少しずつにして食べることです。また、揚げ物などは控えたり、料理は冷えた物を食べることで匂いを抑えることができ、吐き気の副作用を軽減することができます。
2つ目は無理ない軽いストレッチなどの運動をすることです。副作用でどうしても便秘や下痢気味になってしまいますが運動をすることで腸の働きが良くなります。
3つ目はマスクなどをして口を乾燥させないようにすることです。口内炎ができてしまうのでマスクをすることで乾燥を防ぐことができます。
我慢をせずに病院に相談をしましょう
副作用がで始めたら我慢せずに病院を受診しましょう。病院でも薬を処方してくれたり対処をしてくれます。
まとめ
抗がん剤の副作用がでる時期は?副作用の症状も紹介
抗がん剤の副作用がでる時期は?薬の効果は?
副作用がでる時期とその症状は?
いつまで続く?副作用
抗がん剤の副作用!こんな症状があれば相談を
副作用を少しでも乗り越える方法は?
我慢をせずに病院に相談をしましょう