口内炎になるとその部分が痛いだけでなく、十分に食べ物を噛めず味覚もにぶりますので食欲不振にもなります。それだけでなく何かを食べる時にまたしみるのではないかという不安な気持ちで精神的にも落ち着きません。
では、 口内炎 の原因や治療の 治し方 についてご説明します。
口内炎ができる原因や口内炎の治し方とは
口内炎の症状とは
白い膜状の潰瘍状のものが口腔内にできて、潰瘍の周りが赤くなり炎症を起こして痛みを伴うという症状が口内炎です。そして口内炎を起こしている部分が歯磨きをする時や食事の時などに強い痛みを伴うので困ります。
アフタ性の口内炎では、5mmから6mm以下程度の潰瘍が口腔内の粘膜にできるものです。形状としては楕円形や円形なのですが、潰瘍の部分の色は表面は黄色みがかった白色か縁の部分が赤くなります。
口内炎は、患部にタンパク質の偽膜というものができ白いのですが、傷口の血液が凝固し潰瘍の場所をふさごうとするためです。
潰瘍はクレーターのような形で中央部分は少しくぼんでいます。
口内炎の種類とは
口内炎になると強い痛みが出るだけでなく、食事や会話も苦痛になって悪化すると高熱を伴うこともあります。
口内炎の種類としては次のようなものがあります。
偽膜性というのは、白い膜状のものが潰瘍の表面を覆っているものです。びらん性では、赤く潰瘍の表面がただれます。そしてアフタ性は、潰瘍が白くなりくぼむという症状が出ます。
アフタ性の口内炎の場合には、口の中であればどの場所にもできます。例えば頬の内側や唇の裏側、舌や歯茎などです。またアフタが複数同時にでき、それらがくっつきさらに大きな潰瘍になるということもあります。
口内炎になる原因とは
口内炎ができる原因としては、口の中を食事中に噛んでしまうことやその傷口から菌などが入って炎症を起こすような場合です。さらに疲労やストレス、ビタミンB群不足、口の中の細菌の増殖での炎症、体力が低下している場合などに起こるとされています。
そして口腔内を傷つけるという点では、食事から受けるさまざまな刺激や歯磨き粉などの成分によっても発生するリスクがあり、炎症を起こした部分がさらに悪化するという場合もあります。
口内炎を治すには
アフタ性口内炎の場合には、1~2週間で通常であれば自然に治ります。より早く治すため口内炎がなぜできたのかを突き止めて、その傷が大きくならないように改善することが重要です。次のような点を実践して予防や治療に役立ててみて下さい。
力を歯磨きの時に入れすぎて口の中の粘膜に傷がつかないようにしましょう。また火傷をするほど熱い食べ物や硬い食べ物、また炭酸やフルーツなど酸性の強い食品も控えてください。
唾液の量が少ない方は、口の中が乾燥しがちになり細菌が増えやすいので口の中の乾燥に注意してください。睡眠中の口呼吸や食事の早食い、アルコールの飲み過ぎなどによっても口の中は乾燥しますので、飴やガムを食べるなどして唾液の分泌量を増やしてください。
口の中をいつも清潔にすることで細菌が繁殖しないような状態に保つということが重要です。1日にマウスウォッシュなどの殺菌作用のあるうがい薬で、適時うがいをすることも効果があります。
栄養バランスの取れた食事を心がけて食生活を改善し、特にビタミンB2の不足がないように意識し、睡眠不足や疲労、ストレスなどのために体力がおちないようにして生活習慣全体を見直してください。
特に女性の場合には、妊娠中や生理前などになるとホルモンのバランスが乱れがちとなり免疫力も低下しますので口内炎にもなりやすいということがあります。体調管理に普段以上に気をつけてください。
食事ができないほど口内炎が痛い場合には、痛みをとりあえず抑えるような薬を処方してもらい体力の低下を防ぐことも大切です。口内炎の塗り薬などは、軟膏タイプが多いのですがスプレータイプや貼るタイプもあるようです。
口内炎ができないようにまず予防できることは、しっかりと実践してください。
まとめ
口内炎ができる原因やその治し方とは
口内炎とは
口内炎の種類とは
口内炎になる原因とは
口内炎を治すには