女性は40歳を超えるとさまざまな体の変化があります。それに伴い今まであまり関心がなかった健康診断を受診する人たちが急増します。
中でも血液検査の各項目がどのような意味があり注意すべき点は何かなどに興味を持つようになります。
今回は 血液検査 の 項目 を紹介します。
血液検査の項目ごとの意味を知って病気を早期発見!(前編)
なぜ血液検査をするの?
病気によって初期症状は視覚や体調の変化では発見しにくいものがあります。例えば肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて、肝臓がんであってもかなり進行した状態にならないと痛みやそのほかのはっきりとした症状が出ない病気があります。
そのためこういった病気を見つけ出す手段として血液検査がもっとも有効かつ容易となるのです。そして血液検査で良くない値が出た場合は、その結果が出た検査項目によって食事や生活改善などの見直しのきっかけになったり、病気の悪化を未然に防ぐことにもつながるのです。
自身では過剰な喫煙や飲酒など体に悪いことをしていないつもりでも、何かしらの生活環境や食事内容によっては体に悪影響をもたらしている可能性があります。そういったことも血液検査をすることで問題点を見いだせる場合もあるのです。
血液検査の主な検査項目にはどのようなものがあるの?
では一般的におこなわれる健康診断の血液検査ではどのような検査項目があるのでしょうか。
主なものは赤血球数(RBC)、白血球数(WBC)、HbA1c(グリコヘモグロビンA1c)、血小板(PLT)、ヘマトクリット(Ht)、総コレステロール、HDL-コレステロール(HDL-C)、LDL-コレステロール(LDL-C)、中性脂肪(TG)、総蛋白(TP)、血糖(空腹時)、血糖(満腹時。食事開始から1時間から2時間血糖)、尿素窒素(BUN)、尿酸(UA)、クレアチニン(Cr)、血清総蛋白(ALB)、ヘモグロビン(血色素測定)、GOT(AST)、GPT(ALT)、総ビリルビン(T-BIL)、γ-GTP、ALP、アミラーゼ(AMY)、CRP(C反応性タンパク)などです。
まとめ
血液検査の項目ごとの意味を知って病気を早期発見!(前編)
なぜ血液検査をするの?
血液検査の主な検査項目にはどのようなものがあるの?