「女性ホルモンに合わせたサプリの活用と美容法(前編)」では、ホルモンのなかでも特に女性に大切な2つのホルモンについてご紹介いたしました。後編では、 女性ホルモン のために必要となる サプリ をご紹介いたします。
女性の場合、ホルモンをバランス良く整えることが何よりも大切となります。
女性ホルモンに合わせたサプリの活用と美容法(後編)
自分に必要なサプリの選び方
女性ホルモンの分泌が盛んな、20代後半から30代の方は基本的に女性ホルモンを補う必要はありません。しかし、生活習慣や食生活など、さまざまな影響を受けやすいホルモンであるためバランスを崩してしまいがちです。
しかし、この年代は仕事や家事、育児に忙しい方も多く常に意識することにも限界があるでしょう。また、女性ホルモンの分泌が低下する年代では、更年期障害などに悩まされる方も増えてきます。そのような方に便利なのがサプリです。
サプリにはさまざまな種類があり、大豆イソフラボンやポリフェノールの一種であるリグナン、ハーブのレッドクローバーはエストロゲンに似た成分を持つといわれています。ビタミンB6やホウ素の一種であるボロンはエストロゲンの代謝などに関わりエストロゲンを活性化させます。
その他、プロゲステロンの材料となるビタミンEやホルモンバランスを整えるプラセンタ、ポップなどがあります。これらの成分を含むサプリの中から気になる症状が改善され自分の体に合うものを選ぶと良いでしょう。
サプリを使用する場合は、どちらか一方だけ分泌量を増やしてもかえって体調を悪化させてしまいます。そのため、不足しているホルモンを補い2つのホルモンのバランスを整えることを目的に使用するようにしましょう。
月経周期に合わせたスキンケア
女性ホルモンが正常に分泌されていても、月経周期に伴ってどうしても肌トラブルはおきやすくなります。体の不調はもちろんですが、肌トラブルは女性にとってストレスの原因にもなりかねません。
そのため、ホルモンの状態に合わせたスキンケアをおこない、少しでも肌の状態を維持することが大切です。
月経中は、体温が低下し血行が悪くなるため顔色も悪くみえます。また、乾燥が目立ち肌も敏感になっています。そのため、しっかりと洗顔をしたあとは化粧水と乳液やオイルなどを使って、水分と脂分を補給し血行を促すマッサージを取り入れましょう。
月経後から排卵期は、一番肌が落ち着いています。スキンケアはいつも通りおこなう程度でよいでしょう。また、代謝も活発になるためダイエットの効果が出やすい期間でもあります。
排卵後から月経までは、肌が脂っぽくなり吹き出物やニキビ、シミをつくりやすくなります。適度にティッシュで脂分を抑え、日焼け止めをしっかり塗ったり、肌に刺激を与えないよう優しくケアをおこないましょう。
さらに体も水分を蓄えてむくみやすくなるため、食生活では塩分を控え水分の取りすぎには注意が必要です。
このように、ホルモンと肌の調子に合わせたスキンケアを取り入れることにより、肌トラブルとうまく付き合うことができるようになります。
まとめ
女性ホルモンに合わせたサプリの活用と美容法(後編)
自分に必要なサプリの選び方
月経周期に合わせたスキンケア