今、日本では7割の女性が 冷え性 に悩まされていると言われています。
肩こりや、免疫力低下を生み出す冷え性を、毎日好んで飲んでいる 飲み物 に、ちょっと生姜を入れるだけで解消できたらこれほど楽な改善方法は、他にないのではないでしょうか。
好きな飲み物で冷え症改善!!生姜のパワーにおまかせ!
冷え性が女性に多い理由
女性は皮下脂肪があるから、温まりやすいように思えますが、筋肉に比べると皮下脂肪は一度冷えると、とても温まりにくいのです。
しかも、男性に比べると女性の方が血流が多い筋肉が少ないために、皮膚の表面温度があがらず体が冷えやすいので、男性に比べると女性の方が冷え性が多いのです。
他にも、女性的な要因としては、月経による貧血や低血圧のために、下半身の血流が滞りやすく、冷えやすくなるのも理由として考えられています。
正式な病気としては認められておらず、単純に感覚としての言葉ということで、冷え性は使われていますが、現在独自の定義を作り出そうと頑張っている医師もいます。
冷え性による悪影響
冷え性というと、ただ単に手足が冷えるだけ、と考えている人もいるかと思いますが、実際は体が冷えるということは、とても大きなリスクを背負っています。
冷えや低体温は昔から、万病の元と言われており、血行が悪くなれば肩こりや腰痛、関節痛を起こし、肌荒れすら引き起こします。
しかも、免疫力も低下するので、インフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなり、糖尿病や膠原病、ひどい場合は癌に繋がってしまうこともあります。
ただの冷え性と思って、ほっておくと後々ひどい病気になってしまうかもしれないのです。
生姜の体温め効果
昔ロンドンで沢山の人が亡くなったペストという病気では、当時生姜を食べていた人たちだけはペストにかからずに死ななかった、と言われるくらい生姜は万能薬として、昔から重宝されています。
中国でも漢方として使われていただけあり、口にした後の体の温まり具合は、誰もが実感できます。
生姜に入っている、体を温める成分は辛味にあります。ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンという三つの辛味成分のうちジンゲロールに、強い殺菌と血行を促進する効果、吐き気を鎮める作用があるとわかっています。
血行を促進することで、体を温めやすくなる上に、実は解熱効果もあり、血中のコレステロールを下げるという、やたらな薬を飲むよりも、体に良いことづくしの食べ物です。
嗜好品で冷え予防
冷え予防は毎日行っていることに、ちょっと手を加えることで簡単にできます。それは嗜好品です。仕事の合間に飲むコーヒーや、持って行っているお茶、頻繁に口にする飲み物に生姜を入れるだけで、簡単に冷え性の予防薬になってしまいます。
生姜には血行を良くして、体を温める効果があります。しかも、速攻性があるので職場で手が冷えた時や、台所仕事で足が冷えた時などに、ホッと一息つくつもりで、好きな嗜好品に生姜を入れて飲むのも良いです。
特にお勧めは暖かい飲み物にいれることで、ジンゲロールの成分がショウガオールにかわり、血管を広めて血流を増々よくしてくれます。
最近では生姜ブームにより、いろいろな状態での生姜が販売されています。粉末状の物や、乾燥させたものなどいろいろありますが、やはり一番効果があるのが、生をすりおろしたものです。
自宅で暖かい物を飲むのであれば、すりおろして入れて、職場では粉末状の物を持っていき、いろいろと使いわけてみるのも楽しめます。
ただし、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしというように、生姜も生のものを入れ過ぎると、末端部分に血流が集中してしまうので、体の中心部、内臓などが冷えてしまうことがあります。
自分の体の様子を見ながら、ほどよく生姜をとり入れることで冷えを予防することができます。
まとめ
好きな飲み物で冷え症改善!!生姜のパワーにおまかせ!
冷え性が女性に多い理由
冷え性による悪影響
生姜の体温め効果
嗜好品で冷え予防