慢性の便秘症の人にとって下剤は救世主ともいえるものでしょう。しかし 下剤 の種類はさまざまで強い 腹痛 をともなうなど副作用も心配です。常用することでより一層薬なしでの排便は難しくなる可能性もあるということは非常に怖いことです。
今回は下剤を紹介します。
腹痛なしの自分にぴったりの下剤探しを!(前編)
下剤を利便的に使用することは危険!
何日も排便がなかったり、残便感が続くような排便異常を便秘と言います。日本では2人に1人の女性が便秘に悩んでいるという調査結果も出ています。
女性は男性と比較してスカートなど肌の露出の多い服装をする機会が多く、自然と冷えを誘発する生活をおくっています。
また幼稚園や小学校時代から学校での排便を嫌い我慢するようになります。このような長年の積み重ねから特に女性において慢性的な便秘が蔓延することとなったのです。
慢性的な便秘症の人にとっては「長期の便秘でこれ以上膨満感が続くなら下剤を飲んで腹痛を我慢する方がまだ良い」と下剤の副作用はある程度は我慢するしかない問題と考えている女性は多いかもしれません。
しかし下剤はあくまでも薬によって強制的に排便を促すものであって一時的な解消のためのものです。慢性の便秘がある場合はその原因を探って根本から改善しなければ何の解決にもなりません。
また便秘の症状はあくまでも一時的なものにすぎず、大きな病気を疑う必要もあるかもしれません。
慢性の便秘症の人にとって容易に購入できる下剤はとても便利かもしれません。しかしどのような薬にも少なからず副作用があり、長期間下剤を常用することで腹痛にとどまらず倦怠感やむくみなどの原因となります。
便秘気味の人はすぐに下剤に頼らず、野菜や果物などの繊維質を豊富に取り入れた食事改善を試みて、適度な運動をするなど生活の見直しをおこないましょう。それでも便秘解消につながらない場合のみ下剤を使用するか、または病院を受診するようにしましょう。
まとめ
腹痛なしの自分にぴったりの下剤探しを!(前編)
下剤を利便的に使用することは危険!