大人は子供と比べると中耳炎になりにくいと言われている分、なった時の痛みや発熱は比べ物にならないくらい辛いと言われています。
今回は 中耳炎 で 熱 がでた場合の対処方法は何か、治療方法はどういうものがあるのかについて紹介します。
中耳炎で熱がでた場合の対処方法は?治療方法は?
中耳炎で熱が出る原因は?
中耳炎で熱が出る原因は鼓膜の奥の中耳に菌が入り込み炎症をおこしてしまうからです。菌が入り込むと中耳部分に膿が溜まってしまい鼓膜がよく腫れてしまいます。これを急性中耳炎と言います。
急性中耳炎の場合は、風邪の延長でなる場合が多く、症状としては鼻水やめまい、頭痛がおこったりします。また、かなりの激痛が伴う他に発熱と悪寒も感じることがあります。
中耳炎の治療方法は?
急性中耳炎で熱が出てしまった場合の治療方法を紹介します。熱が出た場合は病院をまずは受診しましょう。病院では抗生剤を処方してくれます。
熱がでない中耳炎は抗生剤を飲まなくても治ることが多いですが、熱が出てしまっている場合は抗生剤を服用した方が治りが早いです。抗生剤を飲んでいるとそのうち、膿が耳から出てきます。
耳の穴の中の膿は病院で吸ってもらい、耳から出てきた膿だけを拭き取るようにします。あまりにも症状が重い場合は、病院で鼓膜切開をして膿を出すことになります。
また、鼻水をこまめに出すようにすることも立派な治療の方法です。熱がある時は鼻水を出すようにするのも大変かもしれません。病院でも鼻水を吸ってくれるので、辛い場合は病院を受診しましょう。
急性中耳炎の場合は病院に行かなくても治る?
急性中耳炎を放置して自然治癒をしようとすると鼓膜内に膿がどんどん溜まったり、逆に鼓膜を破った後に耳垂れが止まることなく出続けてしまう場合があります。こうなってしまうと慢性的に中耳炎になったり、耳の聞こえが悪くなってしまったりします。
中には膿などの菌が脳などに入り込んで脳症状や髄膜炎になってしまう恐れもあります。髄膜炎などになってしまうと、熱の他に意識障害や痙攣、嘔吐などもおこってしまう場合があり、非常に危険です。しっかりと通院をするようにしましょう。
熱があるけどお風呂は入れる?
急性中耳炎になるとほとんどの人が耳の痛みを感じる他に発熱の症状がでてきます。発熱をしたり耳の痛みがあるうち、入浴は控えてください。また、シャワーなどで髪の毛を洗うこともなるべくならやめた方が良いでしょう。
髪の毛を洗う時に耳にお湯などが入ってしまうとさらに膿が溜まったり、痛みが伴う原因になります。熱もひきにくくなってしまいます。体を濡らしたタオルで拭いたり、流さないシャンプーなどを使用して熱や痛みがひくまで過ごすようにしましょう。
熱が出た時の対処方法!ポイントは?
熱が出た時の対処方法をいくつか紹介します。痛みや熱は寝始めて体が温まった時になりやすいため、病院に行くのも困る場合が多いです。
まず1つ目はタオルで冷やすことです。耳の周辺を冷たいタオルで冷やすようにしましょう。冷やすだけでだいぶ熱が落ち着いてきます。
2つ目は病院に行くまでにどうしても体が辛い場合は解熱剤を飲むことです。ただし38度5分を超えた場合だけです。解熱剤は熱だけでなく痛みも落ち着くので緊急の対処方法と思っておきましょう。
3つ目は一度座ってゆっくりと鼻をかむようにすることです。鼻水が溜まるとどうしても悪化しやすいので、鼻の通りをよくするために一度座ってみてください。そしてゆっくりと静かに片方ずつ鼻をかんでいきましょう。
中耳炎で熱がでたらまずは病院へ
中耳炎で熱がでた場合は、放置していても治ることはありません。そのため、まずは病院へ行ってしかりと治すようにしましょう。
まとめ
中耳炎で熱がでた場合の対処方法は?治療方法は?
中耳炎で熱が出る原因は?
中耳炎の治療方法は?
急性中耳炎の場合は病院に行かなくても治る?
熱があるけどお風呂は入れる?
熱が出た時の対処方法!ポイントは?
中耳炎で熱がでたらまずは病院へ