これからの季節、女性はブーツとタイツやストッキングといったスタイルが増えてきます。しかしこのスタイルは非常に足の臭いが気になって、人前で靴を脱ぐことは避けたいものです。足の臭いを解消するためにどうにかして対策を考えたいものです。
今回は 足の臭い 対策 を紹介します。
あなたの足の臭い対策、間違っていませんか?(前編)
足の臭いの原因は?
足の臭いの原因として考えられるものの多くを占めるものは汗でしょう。足の裏にはエクリン腺という汗が排出される腺が多く集中していることで汗が出やすい場所と言えます。人間は1日にコップ1杯以上の汗をかくと言われています。しかしその汗もそもそもは無臭です。
その無臭の汗が長時間蒸れた状況の中では皮脂や皮膚の汚れと混ざり合うことで足の常在菌が雑菌へと変化してくさい臭いを発するようになるのです。
夏場は暑いからと素足で靴を履く機会も多く、そもそも汗をかきやすい時期に汗をかいている素足と蒸れた靴底の汚れが長時間密着していることで雑菌を発生させて臭くなります。
しかし足の臭いを気にする必要があるのは夏場だけではありません。冬場の電車やバスでは座席に座った際、時に足元の暖房が暑すぎるほどの熱気を感じます。そういった状況が続けば続くほど足の汗は出続け、靴下やタイツ、ストッキングは湿り気を持つほどになる場合もあります。
冬場は足元も厚手のしっかりとした防寒ができるものを着用しているため、大量の汗をかいた場合、蒸れの逃げ場がなく、雑菌に変わりくさい臭いを発生しやすい状況を作ってしまいます。
冬場の女性のタイツにブーツという定番のスタイルは特に足の蒸れを閉じ込めてしまうため、夏場同様に足の臭い対策を考える必要があるのです。
足の臭いを予防、解消するための対策とは?
どんなに気を付けていても長時間同じ靴やストッキング、靴下などを履いていれば、男女問わず足の臭いは気になるものです。ではその足の臭いを予防したり解消するためにはどのような対策があるのでしょうか。
(1)刺激物の摂取を控えるようにしましょう。刺激物を摂取すると体温が上がり脳の視床下部が刺激されて、通常よりも高い発汗刺激を受けることになります。汗は雑菌を発生させる大きな原因となります。いわゆる大量の汗の発生=大量の雑菌を発生させて臭いの元ということなのです。
摂取を避けることで少しでも臭いの根源を減少できるということです。
(2)足の洗い方を見直しましょう。入浴するたびに足全体は何となく洗うものの、意識的に細かいパーツごとに洗っている人は多くないかもしれません。しかし指と指の間や爪の両脇などは垢やゴミ、汗などがとどまりやすい場所であって、それが雑菌となってくさい臭いを発する原因となるのです。
(3)通気性の良い靴下、靴を選びましょう。女性のストッキングやタイツは通気性が悪く汗による蒸れがこもりやすい構造です。
また加えてブーツを履くことで通気もないため非常に悪循環になります。綿素材の靴下はある程度汗を吸収してくれるためストッキングやタイツと比較すると理想的だと言えます。
しかし綿素材の靴下でも汗で湿った状態のものを履き続けていたら全く意味がありません。足の汗を感じたら、すぐに履き替えられる替えの靴下を準備しておくと良いでしょう。
また一度汗で湿ってしまった靴や靴底は日に当ててしっかりと乾燥させることで臭いは比較的消えます。ただし再度湿ることでその雑菌が復活して臭いを発することになるため、靴底も定期的に洗ったり交換できると良いでしょう。
(4)消臭剤を使いたい。でも使い方が問題。やはり最後の頼みの綱は消臭剤でしょう。しかしこの消臭剤も悪臭の原因になる場合があるのです。消臭剤はくさい臭いを消すために甘い香りの強いものを選ぶ人が多いと思います。
しかし雑菌が発生したくさい臭いとその強い甘い香りの消臭剤が混ざることで、とても不快な臭いを発してしまう場合があります。
また殺菌作用のある消臭剤は対象物がしっとりと湿るほど吹きかけて、それをしっかりと乾燥させることではじめて殺菌作用が働きます。そのため消臭剤を吹きかけて薬剤の湿気が残ったまますぐに靴を履いた場合、靴の内部の湿度があがり、より悪臭を発する原因となってしまいます。
まとめ
あなたの足の臭い対策、間違っていませんか?(前編)
足の臭いの原因は?
足の臭いを予防、解消するための対策とは?