「仕事終わりはいつもむくみで足がパンパン」という方はむくみ予防のために水分はできる限り控えるという方法を取っている方も多くいると思います。しかし足のむくみ予防、解消のためには果たしてその方法は正しいのでしょうか。
今回は 足 の むくみ 解消 法を紹介します。
足のパンパンむくみは4つのツボ押しでスッキリ解消!(前編)
足のむくみの原因とむくみが起きやすい生活とは?
特別な病気が原因と考えられる以外、ほとんどの場合足のむくみの原因は(1)冷え(2)運動不足といわれています。そのほか(3)水分の摂り過ぎや(4)水分不足(5)妊娠などによるホルモンバランスの変化(6)アルコール摂取などがあると足のむくみが起きやすくなります。
足のむくみの原因には(3)水分の摂り過ぎだけでなく相反する(4)水分不足でも起こってしまいます。水分を摂取すると血液やリンパ液、各細胞での細胞液となって体内に送り込まれます。
しかし過剰な水分は血液などになりきれず、汗や尿などとして体外に排出されます。しかしそれでも排出しきれない水分が体内の細胞に溜まってしまい足などのむくみという形で出てしまします。逆に(4)水分不足は血液まで水分が行き渡らないために血液の濃度が高まってしまいます。
血液濃度が高まると血行が悪くなって手足の末端まで血液が行き届かない状態になってしまい(1)冷えを発生してしまうのです。適度な運動をして筋肉の動きがあると良好な血液循環を保ちます。
しかし同じ姿勢を長時間続けたり(2)運動不足になると筋肉の動きが少なくなってしまうため、血行不良が生じることで老廃物が体外に排出されずむくみが生じてしまいます。
(6)アルコール摂取によって排尿をコントロールしているホルモンの動きが鈍ってしまって、何度もトイレに行きたくなるという衝動にかられます。尿として体内の水分を排出してばかりのため脱水症状のような状態なってますますお酒を欲するという悪循環が生じます。
結果的に水分を多く摂りすぎることになってしまって足などのむくみが起きてしまいます。またそれ以外にもアルコールは血中濃度を高めてしまいます。その高まった濃度を薄めようと血管内に多くの水分を取り込もうとします。これもまたむくみの原因となっています。
そしてお酒を飲むと味の濃い食べ物=塩分量の高いものを多く摂取します。しかし塩分濃度が高くなることもむくみの原因となります。
これは(5)妊娠中の浮腫(むくみ)の原因の一つもこれにあたります。妊娠すると血液量が普段の1.5倍ほどになるためより良好な血液循環が必要になります。しかし胎児が大きくなるにつれて各内臓や血管が圧迫されてしまい血行を悪くしてしまうのです。
通常よりも血液量が多い中で血液循環が悪くなるという条件が重なってしまうことでむくみが発生しやすくなるのです。
また男女別においてもむくみの発生に差があります。体内に摂取された水分は血液やリンパ液、各細胞に細胞液となって体内に送り込まれます。細胞の中でも最も水分を多く取り込めるものが筋肉です。しかし女性は男性と比べて筋肉量は劣ります。
そのため男性よりも摂取した水分を細胞内に取り込める量が少なく、結果的に過剰な水分がむくみとして出やすいのです。顔や足のむくみの原因は普段の生活の中にあることがわかります。むくみ解消も重要ですが、なによりもむくみを予防するための生活の見直しが必要かもしれません。
まとめ
足のパンパンむくみは4つのツボ押しでスッキリ解消!(前編)
足のむくみの原因とむくみが起きやすい生活とは?