「足のパンパンむくみは4つのツボ押しでスッキリ解消!(前編)」では、足のむくみの解消法についてお伝えしました。後編では、病気を原因とするむくみや 足 の むくみ の 解消 法についてお伝えします。
足のむくみには食生活やツボ押しが有効です。
足のパンパンむくみは4つのツボ押しでスッキリ解消!(後編)
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病気が原因でむくむことも?!
足や顔のむくみの原因が、日常の生活の仕方以外でもっとも身近な要因となっているものは便秘です。便が出にくくなってお腹が張ることによって下腹部から足の股関節周辺の静脈やリンパ管が圧迫されて血液循環が悪くなってむくみを起こします。そして高血圧の場合もむくみが生じます。
最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上になると血管に圧がかかって腎臓の働きが悪化してむくみが発生します。
また女性の場合、経口避妊薬であるピルを服用することでむくみが発生します。ピルの服用によって妊娠と同じような体の状態を作り出します。妊娠中は胎児のために体が血液を欲してより多くの水分量を溜め込もうとします。
しかしピルを服用している時、体は疑似妊娠状態にあるため排出しきれない水分がむくみを発生しやすくなるのです。
このほかにも肝硬変、心不全などむくみが生じる病気には死を起こしかねない大きな病にもつながります。むくみ予防や解消法を試しても変化がみられない場合は何らかの病気を疑った方が良いかもしれません。
むくみ解消法とは?
アルコール摂取時に塩分の摂り過ぎによってむくみが生じていると考えられる場合は、塩分を排出しやすくなるカリウムを多く含んでいる食品を積極的に摂取することでむくみが解消しやすい状態になります。
カリウムを多く含んでいる代表的な食品とはさつまいも、乾燥ひじき、ほうれん草、枝豆、納豆、アボカド、するめ、ビーフジャーキー、わかめなどです。居酒屋メニューでもありそうなものばかりです。
妊娠中は普段より動きづらくなるため運動は避けがちですが、少しでもむくみを解消できるようにヨガやストレッチなど静かにゆっくり体を動かして血液循環を良くするよう心掛けましょう。
そして長時間の立ち仕事や座り仕事の人は第二の心臓といわれているふくらはぎのツボ押しでむくみ解消をしましょう。ふくろはぎにはむくみを解消するツボが4つあります。
膝裏の中心にある委中(いちゅう)。そこから直線で足首の方に向かい、ふくろはぎの最もふくらみがある部分が承間(しょうかん)。承間を挟んで上には承筋(しょうきん)、下には承山(しょうざん)があります。
張りがなくなるまで比較的しっかりと指で押さえつけながら足首の方から徐々に上に向かって揉み上げていきます。長時間同じ体制を続ける仕事の方は1時間から2時間に1回はツボ押しタイムを作りましょう。
仕事中体全体を動かすことができずデスク下などで足首をグルグル回すだけでも血液循環は緩和されます。またツボ押しは仕事終わりに湯船で行うとお湯の効果で体が温められてより血行も良くなり相乗効果となります。
むくみが出やすい妊娠中は普段以上に塩分摂取を控えることをお勧めします。味付けの濃いものを避けて、摂取する水分量に注意して適度な運動を心掛けましょう。
まとめ
足のパンパンむくみは4つのツボ押しでスッキリ解消!(後編)
病気が原因でむくむことも?!
むくみ解消法とは?