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入院によるうつ病治療のメリット

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utsubyou nyuuin

ストレス社会において、現代病ともいえるうつ病を抱え、その症状に苦しむ方が増えている中、未だに精神疾患や精神科は誤った認識により避けられていることが多くあります。

しかし、精神科で行われるさまざまな治療は、 うつ病 に苦しむ方を守り社会復帰を支援するためのものであり、 入院 による治療もそのひとつなのです。


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入院によるうつ病治療のメリット


- 目次 -

  • 精神科の施設ってどんなところ
  • 入院で治療するメリット
  • どれくらいの期間入院するのか
  • 目安になる症状の程度

精神科の施設ってどんなところ

精神科の入院形態にはいくつか種類があります。任意入院は、本人の同意を得ておこなう入院でほとんどがこの任意入院にあたります。

しかし、精神症状が重く本人の同意の取れず、すぐに家族の同意も得られない場合は病院の管理者により72時間という一時的や応急入院をさせることができ、その後、家族の同意がとれると医療保護入院となります。

さらに症状が重く自傷他害の危険がある場合は保護者の同意なしで都道府県知事や市長の命令により精神保健指定医2名の同意によって入院が決まる措置入院となります。

さらに、自傷他害の危険が高く、精神保健指定医2名の同意がとれない場合は72時間という制限付きで緊急措置入院となる場合もあります。

このような入院形態の違う患者が入院する精神科には、単独の病院もあれば、総合病院の中にあるものもあり、一般病院との大きな違いは病棟や病室の違いです。

基本的には自傷他害を防ぐことが目的とされ、精神症状を悪化させないよう、私物の中に危険物がないか病院で確認し管理されたり、一見普通の病室であっても自傷他害を起こすことができてしまうコードやシーツのひもなどを排除した部屋が用意されています。

また、症状によっては周囲から距離置いて落ち着くことができるように、閉鎖されて寝具やトイレ以外は何もない隔離部屋もあります。

病棟自体も入口に鍵がかけられ自由に出入りできない閉鎖病棟と、自由に出入りできる開放病棟があり、症状に合わせてどの病棟、どの病室に入院するのかが決められます。

精神科病院と他の病院との違いや特徴を知ると、不安や怖い気持ちも出てくると思いますが、精神疾患により落ち着かない症状から患者自身を守るために必要な構造を備えているのです。


入院で治療するメリット

入院治療の大きなメリットは、治療以外のことは何も考えなくていい状況で集中して治療できるということです。自宅で療養した方が落ち着くという方もいるかもしれませんが、外からのさまざまな刺激は精神症状を悪化させてしまうことがあります。

心配する家族に対する申し訳なさや、周りの生活についていけないつらさが無意識のうちに負担になってしまうのです。

また、精神疾患に使われる薬は副作用もあり、その副作用が心配になる方もいます。病院には常に医師がおり、何かあればすぐに対応してもらえることも安心につながります。

その他、同じ不安や悩みを抱えている患者と触れ合う機会や自分の体験を振り返ったり声に出すことで克服を目指す認知行動療、社会復帰に向けたリハビリなど、入院中には退院に向けたさまざまなプログラムが組まれています。

その都度カウンセリングや診察もおこなわれるため、安心して治療に専念できます。


どれくらいの期間入院するのか

うつ病での入院期間は、症状により違いますが、平均的には3ヶ月から6ヶ月くらいになります。入院したら出られないという誤った認識も、精神科に対する不安要素になっていますが、決してそのようなことはありません。

入院が3カ月と長くなってしまうのは、ひとりひとりに合わせた治療を行うことにより、症状を改善させていくからです。

特に、精神疾患に使われる薬は、効果があらわれるまでに時間がかかり、副作用や症状に合わせて薬を調節する必要があるため、社会復帰できる状態まで安定するのに時間がかかってしまうのです。

しかし、徐々に良くなっていくのを感じることは、自信につながるだけでなく、入院中の規則正しい生活により体調が整い社会復帰に向けたトレーニングになります。


目安になる症状の程度

ほとんどの場合、うつ病の治療は外来でおこなわれます。なぜなら、うつ病は薬や精神療法だけでなく安心して治療することが大切だからです。入院生活は、不慣れな環境ですが自宅は住み慣れて安心できる、落ち着いた環境です。

それでも入院治療がよい場合もあります。その目安となるのは、他にも持病がある、薬の効果がみられなかったり、副作用が強くあらわれてしまう、自分を傷つけてしまう、食事を摂れずに衰弱しているなど、自宅で療養することに不安があるかどうかという点です。

任意入院は本人の同意がとれることと、入院中の生活も割と自由がある場合がほとんどです。

しかし、我慢して症状が悪化してしまい家族や医療者が見ていて、命に危険が及ぶ可能性があると判断された場合は、応急入院や医療保護入院にせざるを得ないことも考えられます。そのため、自分自身で判断できるうちに入院を決めることも重要な目安になります。

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まとめ

入院によるうつ病治療のメリット
精神科の施設ってどんなところ
入院で治療するメリット
どれくらいの期間入院するのか
目安になる症状の程度

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