雨が降っている時や低気圧が近づくと眠くなるということは、ありませんか。前日の夜には、しっかりと寝たはずなのにおかしいなと思われた経験がある方もいることでしょう。どうして 低気圧 眠い となるのでしょうか。天気が悪くなることと関係しているのでしょうか。
その理由や対策についてご説明します。
低気圧眠いというのは、なにが原因か
低気圧と体調の関係とは
雨の日などにだるくなり眠くなるのは、低気圧が関係しています。気圧と人間の耳の中の内耳という部分とは密接に関係しています。
気圧の変化を感知するセンサーのようなものが内耳にあるからです。そして低気圧になったと内耳が感じ取るとお休みモードに人間の身体は切り替わります。
具体的な症状としては、だるいとか眠い、疲れるという症状です。そして身体のなかでは、心拍や血圧、血糖の低下や排泄機能や分泌の活性化、意欲の低下や疲労感、食欲増加や消化吸収も促進され心身はリラックスした状態となるためです。
リラックス状態になるというのは、副交感神経が優位になっているためです。
低気圧になると眠たくなる理由とは
どうして低気圧になると眠たくなるのでしょうか。それは、低気圧になると空気が薄い状態となります。そのため身体が今は活発に動くときじゃないと判断するからだそうです。
特に最近の低気圧は、台風のように爆弾とか超とかが付くような低気圧が多くなりました。このような低気圧の場合には、身体の調節機能も急速に働きだるいとか眠いなどを通り越し、具合が悪いくなるという方も出ています。
体調の変化が、低気圧が近づくと起きるのは、低気圧の周りの気圧が下がることに関連しています。体にかかる圧力が大気の圧力が下がることで普通の時よりも小さくなります。
そうなるとリンパ液や血液を流す圧力が小さくなりますので、リンパ液や血流の流れが悪くなります。それが影響していつもよりも体調が悪いと感じることになります。
さらに低気圧が接近することで上昇気流が発生します。この時に酸素が、空気ごと上昇気流に吸い上げられることで軽い酸欠状態となります。そのために酸素不足が起こり眠くなるとも言われています。
低気圧で眠たくならないようにする呼吸法とは
低気圧の空気が薄い状態の日には、身体の中の酸素濃度がどうしても薄くなりますので、意識的に酸素を取り込む必要があります。
そのような時には、深呼吸が効果的です。空気で下腹を膨らますようなイメージで、限界まで鼻から吸い込んでください。そして息を一瞬ですが、止めましょう。
次に口をすぼめて少しずつ息を遠くにあるろうそくの火を揺らすというイメージで長く細く吐きます。いわゆる腹式呼吸の要領ですね。
何回かこれを行なうと頭がスッキリとしてくると思います。
眠気をすっきりさせる運動とは
眠気が太ももや首、背中などの筋肉を動かし伸ばすことでさめます。このような運動をすることでスッキリとしてきます。太ももや首、背中などを動かないでゆるくしていると寝ているのと同じ状態となります。そのために眠くなりやすいのです。
方法としては、太ももの筋肉を前屈や屈伸で刺激し、思いっきり背筋を伸ばして首を回します。この運動を5分程度続けると脳は起きてると感じはじめて頭がすっきりしてきます。
眠気をすっきりさせる食品とは
香りの強い次のような野菜を食べることで、日中のやる気を出させる神経である交感神経のスイッチが入った状態となりだるさや眠気が和らぎます。香味野菜としては、ショウガやわさび、みょうが、しそ、にんにくなどです。
うまく料理に取り入れて眠気をとばしてください。 雨の日に眠いとかだるいという症状は、低気圧のためで病気ではありません。身体のある意味では、正常な働きですので上手に付き合ってください。
まとめ
低気圧眠いというのは、なにが原因か
低気圧と体調の関係とは
低気圧になると眠たくなる理由とは
低気圧で眠たくならないようにする呼吸法とは
眠気をすっきりさせる運動とは
眠気をすっきりさせる食品とは