食後 に 腹痛 を伴う 下痢 が、毎日のようにあるという方は、病気が疑われます。
今日はなんとなく体調が悪い、食べ合わせのせいかもなどと、ぼんやりやり過ごしていると、慢性化してなかなか治らなくなり、大変なことになるかもしれません。
食後の腹痛と下痢は気を付けて!病気が隠れているかも?
下痢のしくみ
下痢は腸の機能が低下した、または異常を起こした時になります。
通常腸は、食べて口から入ってきた物の水分や、飲み物の水分を腸から肛門に行きわたるまでに、ある程度まで吸い取ってしまいます。そして正常な固い塊の便として排出します。
水分が多い下痢は、腸内で水分を吸収できなかった状態です。
体調不良により、腸が正常な蠕動運動を行えなかった時や、ウィルスなどの感染により、腸内の水分調整がおかしくなると、下痢になってしまいます。
また、胃や腸は心ともつながっているとてもデリケートな器官とされていて、精神的なストレスでも多大な影響を及ぼします。
食後の腹痛や下痢を起こす食生活
一般的には、体調が悪い時や寒い日など、人はお腹を壊しやすくなります。
他にも、食べ合わせというものがあり、特に気を付けなければいけないのが夏場です。
夏は体を冷やす為に水分をたくさんとります。しかし、誰もが経験したことがあるようにとり過ぎると、お腹を壊します。
これは、水分が胃腸内で多すぎて、すぐに流れて通り過ぎてしまうのと、冷たいものを飲むことで、腸の蠕動運動が鈍くなってしまうからです。
これは冬にも言えることで、外出の際、薄着で歩いているとお腹を壊します。お腹が冷えることで、内臓も一緒に冷え切って内臓の動きも鈍くなってしまうからです。
他にも油と水の同時摂取で、天ぷらとスイカなどは最悪のコンビネーションです。
天ぷらの油が水分の吸収を妨げ、尚且つスイカがお腹を冷やします。腸の動きが悪くなる上に、水分がそのまま残って流れて行きます。
他にも夏ならではのトウモロコシと氷水の組み合わせは、消化の悪いトウモロコシが胃腸を疲れさせ、蠕動運動を妨げる冷たい水分で流し込むという、最悪の組み合わせです。
蟹と柿も両方とも体を冷やす食材の上に、消化に時間が掛かります。
このように、最悪の組み合わせを毎日食べていると言う人は、毎日お腹を壊してもおかしくありません。いま一度食生活を、見直すことも必要です。
下痢を引き起こす病気
下痢が起こる原因は、病気の場合もあります。代表的なのが、過敏性腸症候群です。
昨今のストレス社会でも大変問題になった病気で、命の危険につながるようなことはありませんが、ひどくなると、トイレのない場所に行けなくなるだけでなく、会議の前や出勤の前などにも発症して、トイレから出られなくなるということ例もあり、生活の質を低下させます。
この病気は、男性では下痢、女性では便秘になりやすくなるので、毎日の生活の中でトイレによって、ストレスを感じる様になったら、消化器内科か診療内科を受診することをお勧めします。
また急な発熱や、血便などを伴う下痢であれば、潰瘍性大腸炎や大腸癌を疑い、すぐに病院に行きましょう。
他にも最近ではクローン病と言って、若い人に多い病気があり、こちらもやはり血便や貧血などの症状が一緒にあらわれるので、すぐに病院に行って検査をしましょう。
たかが下痢が人生の楽しみを奪う
下痢と言うと、大きな病気はとても連想できません。しかしながら、腹痛を起こすことで、今やりたかったことができなくなります。
それは毎日繰り返されることで、あなたの生活の質を低下させることとなります。
旅行や友人宅に泊まりに行くのも、次第にしんどくなってあまり出歩かなくなってしまえば、人生で楽しめたはずのことも経験できなくなってしまいます。
それは生きて行く上で、とても勿体ないことです。
そうならないように、一度立ち止まって毎日の食生活や、トイレに行く回数などを確認してみるのも良いですのではないでしょうか。
まとめ
食後の腹痛と下痢は気を付けて!病気が隠れているかも?
下痢のしくみ
食後の腹痛や下痢を起こす食生活
下痢を引き起こす病気
たかが下痢が人生の楽しみを奪う