生理が来るとホルモンバランスの関係もあり、さまざまな症状があらわれてきます。特に多くの女性が感じる生理痛の症状の1つに腰痛があります。人によっては腰が重く体が辛いと会社を休む人もいるほどです。
そこで今回は 生理痛 の中でも辛い 腰痛 になってしまった場合、和らげる方法は何かについて紹介します。
生理痛の中でも辛い腰痛に!和らげる方法は?
- 目次 -
生理痛で腰痛がおこってしまう原因は?
生理痛で腰痛がおきる原因を紹介します。
1つ目はホルモンバランスの影響です。生理中はリラキシンと言う経血を外へ排出するために子宮を開くためのホルモンの分泌が増加します。リラキシンが増加すると骨盤が緩むだけでなく、骨盤周辺の筋肉にも負担が大きくなってしまい、腰痛がおきやすくなります。
2つ目は体の冷えです。体が冷えると血の巡りが悪くなってしまい、子宮の働きも低下させてしまいます。そのため生理痛の症状を酷く感じやすいのです。
もしかして病気の可能性もある?
あまりに生理時に腰痛が酷い場合や、毎月の生理の度に腰痛を強く感じる人、生理痛の薬を飲んでいるのに一向に痛みが良くならない人はもしかして病気の可能性もあるかもしれません。
1つ目は子宮筋腫です。子宮の壁にこぶのようなものができることを子宮筋腫です。子宮筋腫になると鈍い痛みで腰痛を感じる場合が多いです。
2つ目は子宮内膜症です。子宮内膜症は子宮の内膜ではない場所に組織が増えていき炎症をおこしてしまうことを言います。生理の時期に組織が増加したり減少したりするので生理時には激しい腰痛を感じる場合が多いです。
腰痛時に注意しなければいけない行動は?
生理中に腰痛を感じる時にしてはいけない行動があるので紹介します。
1つ目は冷たい食べ物を食べることです。冷たい物は血の巡りを悪くするので温かい物を摂取するようにしましょう。
2つ目は同じ姿勢をとることです。集中している時などに同じ姿勢でいると骨盤がさらに歪んで腰痛が発生しやすくなります。同じ姿勢でいることは絶対にやめましょう。
3つ目はカフェインを摂取することです。妊娠している時もそうですがカフェインの摂取は控えるようにしましょう。
腰痛を和らげるための方法は?
腰痛を和らげるための方法をいくつか紹介します。
1つ目は体を暖めることです。暖かい格好をしたりお風呂にゆっくりとつかったりして体を暖めるようにしましょう。
2つ目は食物繊維をたっぷりとることです。生理時はホルモンバランスの影響で便秘になる人が多いです。腰痛の他に便秘になると体が非常に辛いです。食物繊維をたっぷりとり、便秘を防ぎましょう。
3つ目は軽いストレッチと運動をすることです。血行が悪いと腰痛はなかなか改善しません。軽く体を動かしたりストレッチをすることで血行が良くなり、腰痛も和らぎます。
生理痛で痛みが酷い時は薬を飲もう!
生理痛で腰痛を感じる場合は無理をせずに薬を飲むことも大事です。薬は市販でも購入することができます。いくつか紹介します。
1つ目はロキソニンです。痛みの元になる成分を抑制する働きがあるうえに胃の負担もかなり少ないので飲みやすいです。
2つ目はバファリンです。バファリンには胃の粘膜を守ってくれる成分も含まれているので、胃にも優しく腰痛も緩和してくれます。痛いと思ったらすぐに飲むことをおすすめします。腰痛を長く放置するとそれだけ効果があらわれにくくなります。
また、服用してみて体調が悪くなったり、痛みが消えなかったり、生理の血の量が増加するなどの場合は病院を受診しましょう。
腰痛は無理をせずに病院へ!
腰痛は長く放置していると悪化していく恐れがあります。無理をせずに病院で検査をしてもらいましょう。
まとめ
生理痛の中でも辛い腰痛に!和らげる方法は?
生理痛で腰痛がおこってしまう原因は?
もしかして病気の可能性もある?
腰痛時に注意しなければいけない行動は?
腰痛を和らげるための方法は?
生理痛で痛みが酷い時は薬を飲もう!
腰痛は無理をせずに病院へ!