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生理前の体の不調、pmsは漢方で緩和できる?!(後編)

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pms kanpou

「生理前の体の不調、pmsは漢方で緩和できる?!(前編)」では、pmsとはどのような症状であるのかご説明いたしました。後編では、 pms に効く 漢方 についてご説明いたします。また、日常的なpms対策についてもお伝えいたします。


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生理前の体の不調、pmsは漢方で緩和できる?!(後半)


- 目次 -

  • pms対策とは?漢方が良い?
  • pmsに良いとされる漢方とは?

pms対策とは?漢方が良い?

pmsは6割とも8割とも言われるほど多くの女性が毎月悩まされています。女性は初潮をむかえると約30年以上生理と付き合わなければなりません。その間pmsも同じように精神的にも身体的にも負担があります。そのため何らかのpms緩和策をとっている女性も多いようです。

もっとも身近な対策としては運動をするということです。体が冷えているとpmsの代表的な症状でもある肩こりや関節痛などがより起こりやすくなります。体を動かすことで血液循環も良くなることで症状がでにくかったり緩和します。

そして生姜湯や白湯など温かいものを積極的にとってお腹の冷えを解消することで下腹部痛などを緩和させたり、コーヒー、激辛食品などの刺激物やケーキ、和菓子などの当分の高い食べ物を避けてバランスの良い食生活をすることもpms緩和として考えられています。

また中には漢方を使ってpmsの緩和をさせている女性たちも増えているようです。おもに病院で処方されたり市販されている薬である西洋薬と比較して、pmsの症状に対してどのような点で漢方がお勧めとされるのでしょうか。

西洋薬は患者の不調の訴えに対して血液検査やCT、MRIなど内臓の隅々までさまざまな検査をおこない問題の原因を追究して、病名をほぼ確定したうえで薬を処方します。

一方で東洋薬である漢方は基本的には医療器械などを使っての検査ではなく、薬剤師の詳細におよぶ問診や視感などによって調剤されて処方されます。

処方される漢方は問題となる症状に対してだけの調合ではなく、患者自身の日ごろの生活スタイルが与える体への影響や体質なども考慮したうえで調合されます。そのため同じ病名であっても患者ごとに異なる漢方が調合されることも多々あります。

そして西洋薬は「咳をしずめる」、「鼻水をおさえる」などある症状に特化しているため効き目もはっきりとわかりやすく比較的即効性がある一方で、科学的に精製され添加物が多く加わっているため副作用は出やすくなります。

東洋薬である漢方は患者の体質を改善していくという作用を持っているため即効性には乏しいものが多いです。しかし自然の草花などを用いた生薬のため副作用は非常に少ないと言われています。


pmsに良いとされる漢方とは?

pmsの症状を緩和させるために有効とされている漢方はどのようなものがあるのでしょうか。

1つ目が、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)です。吐き気、動悸、めまい、頭痛、不眠、精神的不安などに効き目があります。副作用は食欲不振、発疹、強い吐き気が起こる場合があります。

2つ目は、加味逍遙散(かみしょうようさん)です。血の道症(ちのみちしょう)と言われる生理や妊娠などによって起こる女性特有の女性ホルモンの変動などによって出る情緒不安定、のぼせ、めまいなどに効果があります。副作用としては下痢、食欲不振、発疹などがあり、中でも血圧上昇、浮腫、手足のけいれんなどが重い副作用もあげられています。

3つ目は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。お血(おけつ)と呼ばれる女性の血の巡りの滞りによってあらわれる婦人科系の症状に良いとされ、生理不順、不妊症、ニキビ、シミ、めまい、肩こりなどに効果があります。副作用としては発疹、皮膚のかゆみ、下痢などの報告があります。

4つ目は、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)です。婦人科系疾患である生理痛、生理不順、冷え性、血行障害などに良いとされています。副作用としては血圧上昇、手足のむくみ、頭痛などが報告されています。

5つ目は、冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。血の巡りを改善させるために有効な漢方で、肩こり、めまい、頭痛、動悸などに効果を発揮します。副作用としては腹部膨満感、食欲不振、動悸、ほてり、発疹、吐き気などがあります。

6つ目は、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。胃弱、食欲不振、下痢など消化器系の問題に対する改善ができ、疲労回復に効果があります。産後の体調回復、月経過多、不正出血など婦人科系の疾患にも適しています。重篤な副作用では肝機能障害や間質性肺炎などがあります。

そのほかにも全身のだるさや黄疸、むかつき、発熱などの報告があります。漢方はゆっくりと時間をかけて体質改善をさせるものが多いことで、西洋薬と比較すると副作用は弱いと思われていますが、薬剤であることには変わりません。長期服用の際は必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

また疾患によっては外科的な処置など西洋医学の適用があった方が良い場合もあります。あまり症状がひどく長期にわたる場合は別の病が潜んでいる可能性も考えられるためきちんと婦人科を受診しましょう。

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まとめ

生理前の体の不調、pmsは漢方で緩和できる?!(後編)
pms対策とは?漢方が良い?
pmsに良いとされる漢方とは?

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