りんご病にかかるのは子供だけではありません。大人もかかる場合があります。大人の方が子供がりんご病にかかるよりも症状が重くなる時が多いです。
そこで今回は 大人 の りんご病 の 症状 はとっても辛いことや、対処方法は何かについて紹介します。
大人のりんご病の症状はとっても辛い!対処方法は?
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りんご病に大人がかかった時の症状は?
大人がりんご病になってしまった時の症状を紹介します。最初は38度などの高熱と吐き気やめまいがおこります。高熱だけではまだ風邪か判断がつかない場合が多いです。
高熱は3日くらいで治りますが、倦怠感が強く残るうえに頬、太もも、腕に湿疹が帯状になってあらわれてきます。さらに関節痛がかなり強く、手足もむくむため風邪ではないと気づくことができます。大人がりんご病になると痛みは1ヶ月続きます。
りんご病は合併症が怖い?
りんご病になると合併症を併発してしまう可能性もあります。
1つ目は発熱が長引くことです。免疫不全の人は発熱が長引く恐れがあります。2つ目は関節炎です。関節に強い痛みがおきる関節炎やリウマチになってしまう可能性があります。
3つ目は貧血の発作です。中にはりんご病に感染したことで突然貧血をおこしてしまう場合があります。りんご病にかかった場合は早めに病院に行くことが大事です。
妊娠中の人がりんご病にかかるとリスクはあるの?
妊娠中にりんご病にかかってしまうとお腹の赤ちゃんに影響を与える場合があるので気をつけなければいけません。
特に妊娠初期と中期にりんご病になってしまうと胎児水腫になってしまう恐れがあります。胎児水腫は心不全やむくみ、貧血などを発症してしまう場合があり、最悪の場合流産や死産になってしまいます。
2011年には全国調査でりんご病に感染してしまった妊婦69人中、49人が流産か死産をしてしまっています。りんご病に感染しないように気をつけましょう。
病院での治療方法は?
りんご病はウイルスが原因で発症してしまいますが、治療をするとしても自然治癒がメインとなります。ただし大人がりんご病になると関節痛などがひどいので病院に相談すると消炎鎮痛剤などを処方してくれます。
我慢できないくらい痛みが続く場合や異変を感じたら病院を受診しましょう。また、受診する病院は呼吸器科やアレルギー科などを受診すると良いでしょう。
りんご病にならないためにすることは
大人がりんご病になってしまうと症状が重症化するので普段からの予防が大事です。1つ目は手洗いうがいをきちんとすることです。飛沫感染と接触感染の予防になります。
2つ目はマスクをすることです。特に妊婦の場合は飛沫感染を防ぐためにマスクを着用して外出することをお勧めします。潜伏期間が長いのがりんご病の特徴なので、外出時は気をつけるようにしましょう。
3つ目は免疫力をあげることです。体の免疫力をあげることがウイルスが原因の病気にかかりにくくなります。1番高めたいのは腸内の環境です。腸内の環境を良くするためには朝食をきちんと食べましょう。朝食を食べると体温をあげて免疫力をあげてくれます。
さらに水分補給をしっかりしましょう。水分補給をすることで便秘になりにくくなります。便秘になると悪玉菌が蓄積し、有害物質が発生してしまうので便秘にならないように水分補給はしっかりしましょう。
りんご病は感染させない・感染しないことが大事
りんご病は大人が感染すると症状が重くなる場合が多いので、自分も感染しないように対処することが大事ですが、もし感染してしまった場合も極力人に会わないようにして感染を防ぐことが大事です。
まとめ
大人のりんご病の症状はとっても辛い!対処方法は?
りんご病に大人がかかった時の症状は?
りんご病は合併症が怖い?
妊娠中の人がりんご病にかかるとリスクはあるの?
病院での治療方法は?
りんご病にならないためにすることは
りんご病は感染させない・感染しないことが大事