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あの芸能人も発症したメニエール病の原因と症状

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歌手や漫才師など、活躍している 芸能人 の中にも メニエール病 を患っている方は意外と多くいます。メニエール病は、ストレスや過労が原因のひとつと考えられており、芸能人に限らず誰でも突然発症する可能性があります。

症状によっては、めまいや吐き気のために日常生活もままならず、起き上がれないこともあるのです。


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あの芸能人も発症したメニエール病の原因と症状


- 目次 -

  • メニエール病の3つの症状
  • 診断のための検査
  • 内リンパ水腫とは
  • ストレスや過労が発症の原因
  • メニエール病の治療と付き合い方

メニエール病の3つの症状

メニエール病は、めまい、難聴、耳鳴りという3つの症状がみられます。症状があらわれる発作は突然おこり、立ちくらみなどとは違い、長時間症状が続きます。

メニエール病のめまい発作は目が回るような回転性のめまいが特徴であり、ひどいときには少しの動作や刺激にも耐えられず1日以上起き上がれないこともあります。

めまい発作の前後から耳鳴りや耳が詰まったような感じ、聞こえづらさがあらわれ、めまいが治るとこれらの症状も落ち着きます。しかし、めまい発作を繰り返していると、次第にめまいが治ってからもそれ以外の症状が残ってしまう場合があります。


診断のための検査

メニエール病を診断するためには、繰り返しおこる症状があるかどうかの問診に加えて、聴力、眼振、平衡機能をみる検査がおこなわれます。

聴力検査は、音の遮断された室内に入り、耳にヘッドホンをつけて音が聞こえたら合図しながら聞こえる音の種類や幅を測定します。これにより、低音が障害されていたり、音が聞こえづらくなっていないかを確認します。

眼振の検査は、めまいがおきているときに目が左右に小刻みに動いているかを確認します。

平衡機能の検査は、目を閉じた状態でまっすぐ立ったときにふらつきがないか、また片足で立たり足踏みをおこなう場合がありますが、どれもメニエール病の場合はふらつきがみられます。

このような検査に加え、画像診断、血液検査などをおこない、身体の他の部位にめまいをおこすような重大な疾患がないかを確認する場合もあります。


内リンパ水腫とは

メニエール病の特徴でもある回転性のめまいがおこる原因は、耳の中にある内耳にリンパ液がたまる内リンパ水腫です。内耳にはカタツムリの殻のようなみた目をした膜迷路というものがあり、その中では内リンパ液と外リンパ液にわかれて成分の異なるリンパ液が流れています。

この2つのリンパ液の間には薄い膜があり、それぞれが適度な量である場合は問題ありません。しかし、何らかの影響により、内リンパ液が過剰になってしまうと内リンパの圧が高まり膜迷路が拡張したり変形してしまうのです。

内耳は音を信号に変えて神経を通して脳に伝達する役割の他、回転や身体の傾きという平衡機能を感知する機能が備わっています。内リンパ圧が高まることにより、この平衡機能が破綻し安静時であっても回転しているかのようなめまいをおこすのです。

内リンパ水腫の有無はグリセロールテストによって確認することが可能です。グリセロールは脱水能力が高いため、グリセロールの内服や点滴を使用する前と後に聴力検査をおこなうと内リンパ圧が低下することにより聴力が回復するのです。


ストレスや過労が発症の原因

メニエール病の発症原因となる内リンパ水腫がおこる機序はまだ詳しくわかっていませんが、ストレスや過労が関与しているのではないかと考えられています。

また、発症の好発年齢が勤労世代である30代~50代という統計からも仕事などのストレスが原因であると予想されています。芸能人の場合は生活が不規則であることも発症を招く要因になっていることでしょう。

また、メニエール病を発症する前に突然耳詰まりや聞こえづらさが生じる突発性難聴を発症している方もおり、突発性難聴と深く関係しているともいわれています。突発性難聴の原因もメニエール病と同様に明確になっていませんが、ストレスなどが関与していると考えられています。

しかし、突発性難聴の場合は、早期にステロイド療法をおこなうことにより、聴力が回復する可能性が高まります。そのため、聴力に異常を感じた場合は、早めに医療機関を受診し治療を受けるようにしましょう。


メニエール病の治療と付き合い方

メニエール病には、根本的な治療法がなく、主に薬物を使った対症療法になります。めまいを抑えるための抗めまい薬や内リンパの流れを良くするための血流を促す薬、神経の働きを活発にする薬などが使われます。

しかし、1度しか発作があらわれない方もいれば、対症療法をおこないながらも発作を繰り返す方もおり、いつあらわれるかわからない発作のために不安が強くなると、自律神経のバランスが乱れ、余計に発作をおこしやすくなります。

そのため、抗不安薬や自律神経を調整する薬を併用することもあります。

また、症状が重く社会生活への影響があまりにも大きい場合は、手術療法が選択される場合もあります。

その他、日常生活では生活習慣を見直したり、疲労がたまらないように休養をとることや発作がおこったときの対処法を考えておくことも大切です。

めまい発作は、転倒して頭を打ったり転落する心配があります。そのため、まずは頭を低くして楽な体勢をとり、症状が落ち着くまで無理に動かないようにしましょう。

特に、職場など外出先で発作がおきた場合は周囲も慌ててしまうことがあります。職場や一緒に外出する方にはメニエール病であることや発作時にどうして欲しいのかを伝えておくと良いでしょう。

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まとめ

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メニエール病の治療と付き合い方

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