血液検査をすることで自覚症状のないさまざまな病気を早期に発見することができますし、その数値から生活習慣病の予防などの意識を高めることもできます。
血液検査 を利用して健康管理や病気の早期発見に役立てられますが、その 料金 はいくらぐらいかその点についてご説明します。
血液検査の料金はどの程度かかるのでしょうか!
血液検査とは
血液は、各細胞に必要な栄養素や酸素を運ぶために体の隅々を駆け巡ります。そして古くなった老廃物や代謝産物を持ち帰るという重要な働きをしています。
健康検診などで、血液検査をする時に血を抜かれますが何を調べているのでしょうか。血液検査からわかることは大変多く主に肝臓の異常や高脂血症、糖尿病、貧血や腎臓の異常などの病気などがあります。
このように血液の中身を調べることで全身の臓器や組織の状態の異常などがわかるので人間ドックや健康診断では血液検査を必ず行います。
近年では多くの病気の早期発見や早期治療、生活習慣病などが血液検査によってわかるようになり健康チェックと病気予防のために血液検査を受けることは大変多くなっています。
血液検査でわかることとは
血液検査をすると具体的に何がわかるのでしょうか。
例えば肝臓系の検査では、血液中の総たんぱくの量などがわかります。そして数値が高い場合には、慢性炎症や多発性骨髄腫、脱水などの問題が判明します。
またネフローゼ症候群や栄養障害、がんなどが数値が低い場合には疑われます。
腎臓系検査においては、クレアチンというアミノ酸の一種であるものが尿中に腎臓でろ過されて排泄される機能程度などがわかります。
腎臓の機能が低下していると数値が高くなります。クレアチンが代謝されて老廃物になるとクレアチニンというものになります。この数値は筋肉量が多いほど多くなるという傾向があるのですが、男女差もあります。
脂質系検査では、総コレステロールなどを調べます。コレステロールという脂質が血液中には含まれていて、細胞膜やホルモンつくるうえで大切なものとなっています。コレステロールが増えすぎた場合には動脈硬化が進み心筋梗塞などの原因ともなります。
また数値が高い場合には、脂質代謝異常や動脈硬化、甲状腺機能低下症や家族性高脂血症などの疑いがあります。低い場合は、低βリポたんぱく血症や栄養吸収障害、肝硬変などが問題となります。
血液検査の料金とは
では、血液検査の料金というのはどれくらいなのでしょうか。
一般的な血液検査の料金としては、血液化学の10項目が165点+判断料150点、血球算定では27+25点+判断料130点、血漿蛋白炎症反応は23点+判断料140点、検体検査管理が30点で合計690点です。そして料金は、6,900円となります。これは自費の場合となります。
保険の適応があると自費料金の3割負担ですので料金は2,100円程度になります。ただ上述した一般的な検査以外にさらにさまざまな検査を加えると点数は増えますので料金も増加します。
また一般的な血液検査の場合でなく人間ドック検診内の血液検査になると血液検査料金はドック検診料金に含まれます。また会社などでの定期健康診断であれば年1回の血液検査は、会社が料金を負担することになりますので料金は無料となります。
さらに献血を実施すると基本的な内容の血液検査の内容を知ることはできます。しかし献血の場合には提供される血液に病気がないかを知るための血液検査である事を十分に理解しておいてください。
このように血液検査を実施すると料金は発生しますが、各医院や医師によっても血液検査の料金にも差があるとのことです。
気になる料金については、聞けるようであれば病院でしっかりと確認してから検査をしてください。というのも血液検査でも保険適応外のものも中にはありますので料金においては注意が必要です。
まとめ
血液検査の料金はどの程度かかるのでしょうか!
血液検査とは
血液検査でわかることとは
血液検査の料金とは