咽頭がんは初期の症状がわかりにくい場合が多く、気づいた時には症状が酷くなっている場合がかなり多いです。
そこで今回はこれは風邪なのか、 咽頭がん の 症状 とは何か、原因も紹介していきます。
これは風邪?咽頭がんの症状とは!原因も!
上咽頭がんの初期症状は鼻づまり?
上咽頭がんは鼻腔あたりかから扁桃の上側にできることを言います。初期症状は鼻からの出血と鼻づまりがあります。鼻をかんだ時に血液が混ざる症状が継続して続いていきます。
他にもがんができることで耳部分が閉塞してしまうので難聴などの症状を感じるようになります。上咽頭がんは症状が進行していくと脳の神経を圧迫するので目を動かすための神経が上手く機能しなくなり、物が二重に見えてしまいます。
鼻水だけの初期症状では気づきにくく、リンパ節が腫れて気づく場合が多いです。
中咽頭がんの症状は喉の痛み?
中咽頭がんは口を開けた時に奥に見える所にできやすく、食べ物を食べたり空気を吸う時の道になっていて飲み込んだり、言葉を話すのに大事な働きをする場所にできます。
中咽頭がんの初期症状は、のどがしみるような痛みを感じたり食べ物を食べた時に違和感を感じることです。症状が酷くなっていくと食べ物がどんどん飲み込みにくくなっていき、話しにくくなっていきます。
のどに激痛を感じたり呼吸困難など命に関わる症状も感じる場合があります。
下咽頭がんの初期症状は声が枯れる?
下咽頭がんはのど奥の食堂につながっていく場所にできます。食べ物が通る道なのでがんが進行してくると食べ物を飲み込んだ時に引っかかり感を感じたり、焼け付いた痛みを感じたりします。
初期症状は声が枯れることで声帯の神経を麻痺させてしまうので声がかれてしまうのです。声の枯れを放置しておくと症状がどんどん進行していき、空気が上手く通れなくなってしまうので息苦しさも感じてしまいます。
咽頭がんはどうしてなるの?原因は?
咽頭がんの原因がいくつかあるので紹介します。主な原因は喫煙や飲酒と言われていますが、近年EBウイルスと言うウイルスも咽頭がんの原因になっていると言われています。
これは台湾や中国の南部地域で、咽頭がんになる人はEBウイルスに感染した人が多いからです。EBウイルスはよくあるウイルスの一種で、日本でも感染している人は非常に多いですが、がんになっている人は少ないです。
他にも貧血の人も咽頭がんができやすいと言われています。特に貧血になっている女性に多く症状がみられます。
咽頭がんを防ぐために大事なこと
咽頭がんにならないようにするための大事なことを紹介します。
まずは禁煙とお酒の量を減らすことです。タバコを吸っている人はやめることが好ましいですが、なかなか難しいかもしれません。もしヘビースモーカーだった場合は仮に禁煙ができたとしても病院で診察をうけるようにしましょう。
お酒は1日飲むとしても2合より少なくしましょう。そして2つ目は大きな声を出さないことです。歌を歌う時や皆の前で話すことがある場合は、なるべく50歳を過ぎた段階で声の量を調節するようにし、声を出してしまったらその後は静かにするようにしましょう。
3つ目は口の中を清潔に保つことです。歯磨きやうがいをしっかりすることや虫歯がある場合はきちんと治療を行いましょう。
4つ目は熱い食べ物ばかり食べると喉への負担が大きくなってしまうことから、熱すぎる食べ物はなるべく食べないようにし、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
違和感を感じたらまずは病院へ
生活をしていて飲み込みにくいなどの少しの症状でも気になることがあれば病院を受診しましょう。
まとめ
これは風邪?咽頭がんの症状とは!原因も!
上咽頭がんの初期症状は鼻づまり?
中咽頭がんの症状は喉の痛み?
下咽頭がんの初期症状は声が枯れる?
咽頭がんはどうしてなるの?原因は?
咽頭がんを防ぐために大事なこと
違和感を感じたらまずは病院へ