眠りたいのに眠れない、夜中に何度も目が覚めてしまう、眠れなくて焦ってしまう、眠っても疲れがとれないなど悩んでいる方が非常に多いようです。不眠症も病気の一つです。睡眠は自己治癒力、免疫力にも影響する重要なものです。
この機会に自分の 不眠症 度 チェック をしてみましょう。
自分がまさかの不眠症?チェックしてみましょう
不眠症ってどんな症状?
不眠症とは、睡眠障害のひとつです。ただ眠れないという症状だけではありません。
布団に入ってもなかなか眠れずに寝つくまでに30分~1時間以上かかる入眠障害、睡眠中に何度も起きてしまい一度起きたあと寝つけない中途覚醒、目覚ましが鳴る2時間以上前に起きてしまう早朝覚醒、睡眠時間は十分取ったにもかかわらず眠った気がしないなどの熟眠感がない熟眠障害などの症状があります。
不眠症になるとどうなるの?
不眠症になるとまず、脳の働きが鈍くなり、集中力が低下し、筋肉の疲労がたまりやすくなります。従って、仕事の効率が悪くなり、ミスしやすくなります。
また、交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなり、自律神経が乱れて、精神的に不安定になります。
また、体温のコントロールがうまくいかなくなり、冷えやのぼせが起こります。さらに悪化すると幻覚や幻聴などがあらわれ、意識障害に陥ります。こういった身体的不調は、不眠症になると誰にでも起こりうる症状です。
不眠症のチェックをしてみよう
不眠症は自分とは無関係だと思っていても、いざチェックをしてみると不眠症の兆候があらわれていたり、不眠症だったりします。
実際に自分の状態をチェックしてみましょう。
- 布団に入ってから30分以上眠れない時が多々ある
- 夜中に目が覚めてトイレなど何度も起きてしまう
- 睡眠時間は不足していないのに朝起きても疲れが取れていない
- 日中よくイライラする、集中力がない、もっと眠っていたいのに目が覚めてしまう
- 身体がだるくてやる気がおきない
- 自分が眠れていないことが異常だと気づかない
- 特別な用事がないのに夜更かしをしてしまう
- 仕事中や昼間に異常に眠くなることがある
- コーヒーなどのカフェイン飲料をよく飲む
以上の設問のうち当てはまるものがいくつありましたか?
1~2個の場合は、軽度の不眠症で現状では心配は不要ですが、3~4個の場合は、少し注意が必要です。仕事や家事育児などで生活が不規則になっていませんか?この状態が長く続くようであれば、不眠症になる可能性がありますので改善が必要です。
5~7個の場合は、不眠症の一歩手前です。良質な睡眠が取れていないので、継続するようであれば不眠症になる可能性大です。
8個以上の場合は、完全に不眠症で、睡眠障害となっています。既に心や身体に異常があらわれ、生活に大きな影響を及ぼしていますので根本的に改善する必要があります。
不眠症は毎日の自分自身の生活の結果
不眠症は、自分自身の心と身体の現在の状態を知らせてくれる重要なサインです。そのサインに気づくことができれば、改善策がみえてきます。
睡眠はもともと身体が必要とする分だけ取ればいいもので、「眠らなければならない」と強く思いすぎると、かえってそれがストレスになり、寝付きが悪くなり良質の眠りをもたらすことはできません。
不眠症となるのは、日中の過ごし方の結果です。睡眠を良質なものにするためには、「夜の過ごし方」ではなく「昼の過ごし方」が重要になってきます。
人間は心と身体のエネルギーを使い切ったとき熟睡することができます。毎日の生活を充実させ、心も身体も心地よいエネルギーの発散ができるように心がけましょう。
まとめ
自分がまさかの不眠症?チェックしてみましょう
不眠症ってどんな症状?
不眠症になるとどうなるの?
不眠症のチェックをしてみよう
不眠症は毎日の自分自身の生活の結果