便秘には何日も悩まされ、旅行中や仕事先でも便秘解消されないと、やる気が失せて日常生活にも影響が大きくなります。いろいろな方法を試しても改善されない 便秘 。 即効 性のある 解消 方法 が見つかれば女性の間では人気になるかもしれません。何か対策はあるのでしょうか。
慢性的な便秘もこの方法ですっきり即効解消!(前編)
どうして女性ばかり便秘になるの?
大手製薬会社が20歳代から40歳代の女性を対象に日頃の平均的な排便回数を調査したところ、3日に1回、または2日に1回という回答が過半数を占めたそうです。やはり多くの女性が排便の即効性を求めて解消方法を試すものの慢性的な状態は改善されず悩んでいるようです。
実際、本当に男性よりも女性の方が便秘になりやすいのでしょうか。女性が便秘になりやすい原因とはどのようなものなのでしょうか。
(1)過度なストレスです。男性も同じ職場に何十年も務めあげる中で会社の人間関係にストレスをためることは多々あります。
しかし働く女性の場合、職場以外にも近所付き合い、子供のママたちとの付き合い、夫の両親との付き合いなど男性以上にさまざまなシーンでの人間関係に気を配らなければなりません。過度なストレスは排便を促す蠕動(ぜんどう)運動を鈍くしてしまいます。
(2)ホルモンバランスのくずれによるものです。女性は毎月生理があります。生理前後、生理中は女性ホルモンの1つである黄体ホルモンによって便秘しやすい状況を作り出してしまいます。
黄体ホルモンは蠕動運動を抑制する働きに加え、排卵のために体内に水分をため込む働きがあります。
(3)筋力不足によるものです。女性は男性と比べて、腸を動かすための腹筋力がないため便秘になりやすいのです。
(4)ダイエットなどによる偏食です。多くの女性が日頃から食事を気にして低カロリーで量を少なめにする人が多いと思います。しかしこの食べ方では自然と栄養バランスが偏り、スムーズな排便に重要な役割を持つ食物繊維の摂取が控えられてしまします。
便秘解消するための即効性のある方法とは?
(1)背筋運動をしてみましょう。腸の活動の低下は便秘の原因となります。うつ伏せになり上半身をあげる運動をすることで自然と腹筋など下半身に力が入り腸活動も盛んになることで便意をもよおすようになります。
(2)お腹のマッサージをしてみましょう。強制的に蠕動運動と同じような刺激を与えるために、手のひらでお腹に「の」の字を書くようにマッサージをしてみましょう。マッサージによってたまったガスが出やすくなり、便意ももよおす可能性が高くなります。
(3)冷たい飲み物を一気に飲んでみましょう。1日に1回の排便がある人でも、朝起きて1杯の水を飲む方法は自然と朝の排便の習慣性がつきます。
便秘は体内への水分不足が原因になっている可能性も高く、水分補給は便を柔らかくすることに加え、冷たい飲み物を一気に飲むことで胃が急激に冷やされて、その刺激によって便意をもよおすようになる人は多くいます。
(4)下剤を使いましょう。ただしこれは即効性があるとはいえ一時的な解消にすぎません。市販薬の多くが刺激性下剤と言って、腸自体に刺激を与えて強制的に蠕動運動を活発にさせるための薬剤です。そのため腹痛をともなうものも多くあり、激痛と感じる人も少なくありません。
浣腸は下剤以上に即効性があります。3~10分程度薬剤が回るのを我慢することですぐに排便があります。膨満感が耐えられず体調不良になっている状況があるのなら1回限りということで使ってみることも良いかもしれません。
しかし下剤、浣腸ともに習慣性がついてしまう危険性もあります。自身の便秘の状態に適した薬剤を処方してもらうためにもできる限り病院を受診することをお勧めします。
(5)お腹を温めましょう。女性は冷えから血行が悪くなり腸活動を鈍くしてしまい、結果的に便秘になっている可能性があります。少し暑めのシャワーを直接お腹に当て続けたり、お風呂に浸かってお腹を温めることで血行が良くなり便意をもよおすことになります。
まとめ
慢性的な便秘もこの方法ですっきり即効解消!(前編)
どうして女性ばかり便秘になるの?
便秘解消するための即効性のある方法とは?