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子宮内膜症でも妊娠をあきらめないで

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現在10人に1人の女性が子宮内膜症を患っているといわれています。この 子宮内膜症 は最も 妊娠 や出産を経験する世代の女性において頻発する病気で、妊娠を希望する女性にとっては非常にやっかいな病気です。

しかし、早々と妊娠を諦める必要は決してありません。未来の赤ちゃんと出会うためにも適切な治療を受けましょう。


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子宮内膜症でも妊娠をあきらめないで


- 目次 -

  • 子宮内膜症と不妊の関係
  • 妊娠することはできるのか
  • 妊娠するための治療法
  • 妊娠中に子宮内膜症が及ぼす影響
  • 妊娠するために必要なこと

子宮内膜症と不妊の関係

子宮内膜症は妊娠や出産をする年齢の出産経験がない女性に好発する病気です。子宮内膜症の20~40%の女性において不妊症を伴っているとされています。また、不妊症の女性の15~20%において子宮内膜症を合併しています。

子宮内膜症になることで卵管機能や排卵に障害が出たり、受精や着床などに障害が出ます。その結果が不妊につながるとされていますが、実際には子宮内膜症と不妊との明確な因果関係が分かっていない部分もあります。

しかし、子宮内膜症を患っている場合、妊娠しづらいということは事実です。子宮内膜症の女性が3年以内に妊娠する確率は軽症の場合で30~40%、重症の場合だと10%未満だといわれています。さらに重症化すると妊娠は難しくなってきます。


妊娠することはできるのか

子宮内膜症と診断されたことのある女性は確かに通常よりも妊娠しづらい傾向にありますが、決して100%妊娠できないということはありません。

また、妊娠・出産をすれば子宮内膜症の症状は良くなります。そのため、少しでも月経痛がひどくなってきたと感じたりした際は早めに産婦人科を受診し、適切な治療を早めから行うことが大切です。

たとえ、子宮内膜症が進行しており重症化していたとしても、根気強く子宮内膜症という病気と向き合い、治療することで妊娠できる可能性はあります。

早期発見の場合と比べると妊娠に至るまでには少し時間がかかるかもしれません。しかし、決してあきらめなければきっと赤ちゃんはお腹に宿ってくれるはずです。

1度妊娠しても、途中で残念な結果になることがあるかもしれません。たとえ、そうなったとしても、その妊娠によって子宮内膜症は少しなりとも改善し、次回の妊娠を助けてくれる結果となることもあります。ですので、辛い経験を頑張って乗り越えて明るく次の赤ちゃんが宿ってくれるように頑張りましょう。

ただし、あくまでも妊娠できる可能性が残っているのは、手術によって子宮を全摘出していないことが条件となります。子宮内膜症があまりにも悪化しており、患者さん自身の身体に悪い影響を与え、選択の余地が子宮全摘出しかないと判断された場合は非常に厳しいものになります。

妊娠を希望する場合は、治療開始前にしっかりとその気持ちを主治医に伝え、よく話し合って治療に臨んでください。


妊娠するための治療法

子宮内膜症が軽度であれば、子宮内膜症の根本的な治療は行わず、自然妊娠を目指し不妊治療を開始します。主にタイミング療法や排卵を促す薬剤を用いる薬物療法を行います。妊娠が成立すれば、子宮内膜症の改善にもつながります。

しかし、子宮内膜症によって卵巣や子宮の機能が低下したり、卵子の質が低下していることがあります。しばらく治療を行っても妊娠しない場合に人工授精へと進んでいきます。更に治療を数年繰り返しても妊娠しない場合は体外受精をすすめられることがあります。

子宮内膜症が重度である場合は、まず子宮内膜症の治療を行います。子宮内膜症の治療はその状態やいつ頃妊娠したいかにより薬物療法と手術のどちらかを選択し行います。

その後、不妊治療へと進むことになります。子宮内膜症の治療後1年ほどは再発しづらいため、比較的妊娠しやすい状態となします。


妊娠中に子宮内膜症が及ぼす影響

子宮内膜症が及ぼす影響として考えられることは、子宮と直腸の間にできた子宮内膜症により子宮が圧迫されてしまい、それによる流産のリスクが高くなってしまうことです。妊娠後は定期的に子宮内膜症の診察もしてもらうことで流産のリスクは回避できます。

子宮内膜症の妊娠や出産に及ぼすリスクは比較的低いといわれています。胎児への影響も基本的にはありません。ただし、通常よりも身体にかかる負担は大きくなるため、妊娠期間中は、通常の出産よりも気を使い安静に過ごすことが最も大切です。


妊娠するために必要なこと

子宮内膜症であっても妊娠は十分可能です。そのためには、ライフスタイルをしっかり見直し、規則正しい生活、バランスの取れた食事を心がけることが非常に重要です。そして、ストレスや疲労を溜め込まず、心身ともにゆとりのある生活が必要です。

病気のことを考えるとどうしてもネガティブになってしまいがちですが、自分の身体と授かるであろう新しい命を信じて前向きな姿勢で治療を続けてください。

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まとめ

子宮内膜症でも妊娠をあきらめないで
子宮内膜症と不妊の関係
妊娠することはできるのか
妊娠するための治療法
妊娠中に子宮内膜症が及ぼす影響
妊娠するために必要なこと

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