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リンパ節への転移が乳癌の生存率を低下させる(後編)

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「リンパ節への転移が乳癌の生存率を低下させる(前編)」では、乳癌の転移や生存率についてご説明いたしました。後編では、なぜ癌は若いと進行が早いといわれるのか、また早期発見の重要性についてご説明いたします。

乳癌 は リンパ節 への 転移 がみられない状態でしたら 生存率 の高い疾患でもあります。


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リンパ節への転移が乳癌の生存率を低下させる(後編)


- 目次 -

  • 若いと進行は早いのか
  • 年齢を問わず、早期発見・早期治療が有効

若いと進行は早いのか

癌は、転移をおこしたり癌細胞が増えるほど治療は難しくなります。これは、どの年代でも同じことがいえますが、若い方の細胞は活発であるため、癌細胞も活発に早いスピードで増殖するという話をよく耳にします。

しかし、すべての癌が年齢によって進行スピードが変化するわけではありません。実は、癌細胞の分化の仕方によって進行が早いものと緩やかなものに分けられるのです。

癌細胞は、正常な細胞が何らかのきっかけで異常な細胞に分化したものです。その際、正常な情報を多く残したものを高分化といい、未熟な状態のものを低分化といいます。

高分化の場合、正常に機能する能力を多く持っていることから、正常な細胞に近いスピードで分裂し増殖していくため、進行が緩やかになりますが、低分化の場合は未熟なまま早く分裂できるため増殖能が高まり、進行が早くなるのです。

若いと進行が早いのは、同じ部位の癌であっても高齢者の癌が高分化なのに対し、若い世代は低分化である場合が多いことが原因とされています。

また、若い女性に多い子宮頸癌などを除き、ほとんどの癌検診は40代以降の方を対象におこなわれます。そのため、体の不調が続き受診した頃には、既に癌が進行してしまっている場合が多いということも、若い世代の癌の生存率を低くし、進行が早いと思われる原因になっています。


年齢を問わず、早期発見・早期治療が有効

どのような病気も、早期発見・早期治療が大切です。死因第1位である癌も、医療が発展している日本では早期に発見することにより、それほど恐れる病気ではないのです。

そのため癌にならないよう体調管理や発癌性のある物質を避けるなど意識している方もいるでしょう。また、乳癌はセルフチェックがおこなえるため、鏡をみながら実施しているという方もいると思います。

しかし、初期症状がほとんどみられない上に進行の早い癌や、遺伝性の癌であり若い年齢であっても発症してしまうものもあります。このような癌を早期発見するためには、自主的に癌検診を受けることをおすすめします。

癌検診は自費診療になるため、保険適応の医療費に比べ高額になります。しかし、早期発見でき、早期治療がおこなえると治療にかかる医療費は少なくなり、体への負担も減ります。

学生や会社などに勤めている方は、年に1回の定期健診があり、40歳以降の方は自治体がおこなう公的な癌検診を受けることができます。

また、配偶者の扶養に入っている方や40歳未満の方は、配偶者の会社や加入している保険によって、配偶者の健診費用を負担してもらえる場合があります。また、自治体によって定期的に健診を実施している場合もあるため、確認しておくと良いでしょう。

その他にも、最近では癌検診のプランを用意している病院もあるため、お値打ちに受けられる検診を探してみることもおすすめします。

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まとめ

リンパ節への転移が乳癌の生存率を低下させる(後編)
若いと進行は早いのか
年齢を問わず、早期発見・早期治療が有効

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Filed Under: 乳癌 Tagged With: リンパ節, 乳癌, 生存率, 転移

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