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伝染性単核球症再発を疑う、過去のEBウイルス感染(前編)

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densenseitankakukyuusyousaihatsu

ウイルス性疾患のひとつである伝染性単核球症ですが、初めて聞くとい方もいると思います。知らない間に感染している場合が多く、一度感染すると終身免疫を獲得するため再発することも少ないことがその理由です。

しかし、常に体内にウイルスが眠っているような状態であるため、1週間以上高熱などの症状が続いている場合は 伝染性単核球症再発 の可能性があります。


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伝染性単核球症再発を疑う、過去のEBウイルス感染(前編)


- 目次 -

  • 不顕性感染するEBウイルス
  • キス病は再発しにくい感染症

不顕性感染するEBウイルス

伝染性単核球症は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスに感染したときに発症する急性のウイルス性疾患です。

唾液などの飛沫によってEBウイルスが体内に侵入すると、約6~8週間という長い潜伏期間を経て発症しますが、幼少期に知らない間に感染していると、伝染性単核球症を発症することなく何の症状もあらわさない不顕性感染である場合がほとんどです。

しかし、思春期以降にEBウイルスに感染すると伝染性単核球症を発症する可能性が多くなります。

発症しても特別な治療は必要なく、症状が落ち着くまで対症療法をおこなうのみで自然治癒するウイルス性疾患です。そのため、発熱や喉の痛みという症状から風邪と診断され、知らない間に伝染性単核球症に罹患している場合もあるのです。

しかし、38~39℃という高熱が1週間以上続く場合もあり、さらに喉の表面に膿がたまり激しい痛みを伴ったり、首のリンパ節や肝臓、脾臓が腫れることによる肝障害を引きおこし、食事が摂れずに衰弱してしまったり、1ヶ月も熱が続くという重症例もあります。

その場合は、入院して補液などの治療をおこないながら、症状が治まるまで経過観察することもあります。


キス病は再発しにくい感染症

伝染性単核球症は別名、キス病と呼ばれることがあります。

その理由は、幼少期には不顕性感染である場合が多いEBウイルスですが、思春期以降に感染することにより伝染性単核球症を発症し、その感染経路がEBウイルスを持っているパートナーとのキスであることから、そのようにいわれています。

もちろん、EBウイルスを含む唾液などの飛沫を吸い込むことにより、EBウイルスは体内に侵入することができるため、必ずしもキスで感染するというわけではありません。

また、EBウイルスは一度感染すると終身免疫を獲得するため、不顕性感染であってもキスなどによって再びEBウイルスが侵入しても再発することはほとんどありません。

しかし、自身の体内には常にEBウイルスが存在しているため、体力が低下したときに活発的になり再発する可能性も考えられます。そのため、過去に発症したことがある方でも、高熱や喉の激しい痛みが続く原因が伝染性単核球症の再発である場合もあります。

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まとめ

伝染性単核球症再発を疑う、過去のEBウイルス感染(前編)
不顕性感染するEBウイルス
キス病は再発しにくい感染症

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